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ソニー、バイオノート秋モデルを一斉発表

2001年10月12日 14時53分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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バイオQRは、一緒に暮らす楽しみを提案するバイオノートシリーズ。9月19日に開催された“WORLD PC EXPO 2001”で展示されていた新バイオQRが、秋モデルとして正式発表された。型名は『PCG-QR3/BP』。

バイオQR
バイオQR。本体素材には非ハロゲン系ポリカーボネート/ABSアロイを採用、パール塗装を施し、表面につやを出している。丸みを帯びたデザインを生かすため、各種インターフェース部分にはすべてカバーが付いている。キーボードは2種類のプラスチックを一体成形した2色成形で、キーの文字フォントもバイオQRオリジナルとなっている

PCG-QR3/BPは、取り外し可能なステレオスピーカーが付属することが特徴。本体内蔵スピーカーは0.5W+0.5W出力だが、付属スピーカーを取り付けることで2W+2W出力のサウンドを楽しめる。本体画面横にスピーカー用のコネクターがあり、差し込むだけで取り付け可能となっている。

また、音楽の楽しみを広げる新ソフトとして、サウンド&ビジュアルミキシングソフト『Gen-On』が付属する。『Gen-On(ゲンオン)』は、音楽と映像を同時に“奏でる”ことが可能なエンターテインメントツール。音楽に合わせてキーボードのキーを押すと音楽や画面のグラフィックスがさまざまに変化する。Macromedia Flashテクノロジーを採用したスキンを利用しており、ユーザーのすべてのキー操作が画面エフェクトとして反映される。音源は10曲、画面のユーザーインターフェースは2種類用意されている。また、音源(WAV形式)や画像素材(SWF形式)、ボタンなどはカスタマイズ可能。演奏データを記録できるレコードボタンも備えている。

PCG-QR3/BPは、CPUにモバイルCeleron-750MHzを採用し、128MBのメモリー(SDRAM)と20GBのHDD(Ultra ATA/100)を搭載する。また、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き込み4倍速、CD-ROM/R読み込み24倍速、CD-RW読み込み12倍速、DVD-ROM読み込み8倍速のCD-RW/DVD-ROM一体型ドライブを装備する。

チップセットはIntel 815EMで、13.3型XGA対応TFTカラー液晶ディスプレー(1024×768ドット/1677万色)を装備する。内蔵モデムは56kbps(V.90/K56flex対応)、PCカードスロットはTypeIII×1またはTypeII×2(CardBus対応)。外部接続端子は、USB×2、外部ディスプレー出力、i.LINK(S400)、モデム用モジュラージャック、マイク入力、ステレオヘッドホン出力、ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T)、付属ステレオスピーカー用コネクター×2。

ポインティングデバイスはインテリジェントタッチパッドとバックボタン付センタージョグ。リチウムイオンバッテリー駆動時間は1.5~2時間。本体サイズは幅322×奥行き256.5×高さ52mm、重量は2.7kg。OSはWindows XP Home Editionで、Microsoft Office XP Personalをプレインストールし、専用マウスカバーを同梱する。

11月17日発売で、価格はオープンプライス。推定小売価格は18万円前後。

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