このページの本文へ

今週もGeForce2 MX製品が続々登場

2001年02月15日 21時44分更新

文● 小磯

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 GeForce2ファミリのなかで、GTSやUltraには新製品が出てこない一方、エントリーモデルであるGeForce2 MX搭載ビデオカードだけは元気いっぱい。今週も新製品が続々と登場している。

PCI版3タイプが一挙登場

Tornado GeForce2 MX PCI

 PCI版のGeForce2 MXカードをいち早く投入したInnoVISIONからは「Tornado GeForce2 MX PCI」に新たな3タイプが加わった。まずはDVI 29ピン端子を持ち、D-Sub/DVIのTwinViewにも対応したモデル。DVI出力に対応したPCI版のGeForce2 MXカードとしては初登場となる。
 あわせて登場となったのは、D-Sub15ピン端子×2のTwinViewに対応したモデルと、TV出力端子を搭載したモデル。3製品とも基本的には、DVI出力モデルをベースにした同じ基板を用いており、そのため、D-Sub×2のTwinViewモデルと、TV出力対応モデルのレイアウトはかなりユニークな(無理をした?)デザインになっている。特に、専用のブラケットを用いてTwinViewに対応するというD-Sub×2のモデルには、賛否両論ありそうな気配だ。



D-Sub/DVIモデル
D-Sub/DVIモデル。これがベースになっている
D-Sub×2モデル
ケーブルで2つめのD-Sub出力をブラケットに引き出すD-Sub×2モデル。相当苦しい
D-Sub/TVモデル
D-Sub/TVモデル。これも、なかなかスゴい仕様だ

 VRAMはSamsung製の166MHz(6ns)SDRAMを32MB搭載。DVD再生ソフト「WinDVD 2000」、レースゲーム「Rage Rally」を同梱する。入荷しているコムサテライト3号店では、D-Sub/DVIモデルを1万6500円で、D-Sub×2モデルを1万4800円で、D-Sub/TVモデルを1万3980円で販売中。

TVともDVIとも、もちろんD-Sub×2でもTwinView可能

PA256 MX Platinum

 AOpenからは、D-Subとは別にTV出力端子とDVI端子を搭載した「PA256 MX Platinum」が登場。DVI端子をD-Sub端子へ変換する“DVI to VGA Converter”を同梱しており、D-Sub×2、D-Sub/DVI、D-Sub/TVの3種類のTwinViewに対応するのが特徴だ。
 VRAMはHyundai製の166MHz(6ns)SDRAMを32MB搭載。DVD再生ソフト「WinDVD 2000」、レースゲーム「Need for Speed HIGH STAKES」を同梱する。価格は、コムサテライト2号店で1万7800円。



TwinViewのイメージ
TwinViewのイメージ。TwinViewにこだわる人なら見逃せない製品だ

SUMAの平行輸入版も

並行輸入品

 また、すっかり定番となったSUMAの「PLATINUM GeForce2 MX SIF」“TYPE A”と“TYPE B”に平行輸入版も登場している。国内代理店の保証はなく、日本語マニュアルも付属しないが、「1円でも安く」という人には格好の選択肢となるだろう。価格は、コムサテライト3号店でTYPE Aが1万5400円、TYPE Bが1万7600円と、それぞれ国内版に比べて1000円弱ほど安価となっている。



国内版(左)と平行輸入版(右)
国内版(左)と平行輸入版(右)。価格差はあまりない
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ