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PCサーバのTurboLinuxインストール代行やサポート、教育、開発などLinuxビジネス全般で協業

ターボリナックス ジャパン、富士通と包括提携

2000年07月25日 20時11分更新

文● 植山 類

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 ターボリナックス ジャパン(株)は7月25日、富士通(株)とLinuxビジネス全般における包括的な提携を結んだことを発表した。これにより富士通は、同社のPCサーバ「PRIMERGY」において「TurboLinux Server 6.1日本語版」をサポート対象に追加し、「PRIMERGY Linuxサービスバンドルタイプ」として販売する。また、これに合わせて同タイプのラインナップを2モデル2タイプから4モデル6タイプに拡充する。これまでは、「OpenLinux eServer2.3日本語版」のみがサポート対象ディストリビューションになっていた。

 ターボリナックスは今回の提携により、富士通がシステムインテグレーションやサポート、教育など行なう際に、富士通に対して技術サポートを提供することになる。

 富士通は、サーバ市場でのLinuxに対するニーズの高まりを受けて、Linuxビジネスの専門組織「Fujitsu Linux Center」を設置、システム構築の質問受け付けやディストリビュータとの協業などを進めていくという。

 「PRIMERGY Linuxサービスバンドルタイプ」の出荷目標は、今後2年間で1万台。現在、同タイプのラインナップには2CPUのモデルまでしか存在しないが、今後はPetnium III Xeonを4CPU以上搭載可能なモデルも追加するという。

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