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LinuxWorld Expo/Tokyo 2000展示会場レポート(その5)

2000年05月22日 03時20分更新

文● 吉川大郎

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デジタルファクトリ(株)

 Kondara MNU/Linux Server 1.1を6月8日より発売するデジタルファクトリ(株)のブース。ブース外壁のプロジェクタ画面では、Kondara MNU/Linuxのマスコット(3D)が元気よく走り回り、同ディストリビューションの処理性能をデモンストレーション。ブース内はAlpha対応を前面に打ち出した展示内容で、同ディストリビューションの先進性を活かしたハイエンド分野への対応をアピールしていた。

デジタルファクトリブース全景
デジタルファクトリ(株)ブース

21264マシン写真
Alpha 21264を使ったシステム

(株)テンアートニほか

 LinuxとJavaによるシステム構築を行なう(株)テンアートニでは、レストランチェーンの受発注業務システム「セルベッサ」や、iモードに対応した小規模Webグループウェア「どこでも連絡之介」をデモンストレーション。さらに、日刊アスキー Linuxのコラム「SIから見たLinux」でも告知した「オープンソース」をプレゼントしていた。

オープンソース写真
プレゼントされていた“オープンソース”
どこでも連絡之介画面写真
「どこでも連絡之介」。スケジューラ、掲示板のほか、アンケートフォーム作成システムを持つWebアプリケーションだ。iモードにも対応している
セルベッサ写真
レストランチェーンの受発注システム「セルベッサ」。ソースも公開されている
日立ブース写真
(株)日立製作所のブースでは、IA-64試作機を参考出展。同社のIA-64サーバは、メインフレームの技術を積極的に導入し、自社開発チップセットも積極的に採用していくという。秋口登場予定
Lx-Server写真
(株)ランスのブースでは、Linuxサーバ「Lx-Server」を展示。ランスが開発したワンボードコンピュータ「Lx-RAS」を組み込み、ハードウェアの動作状態をLx-Serverとは独立した状態で監視する。システムのハングアップの際は、予備のハードディスクに切り替えてリブートし、運用を続行することも可能だ
Lx-Serverのモニタ
ランス「Lx-Server」前面に設置された、サーバの状態を示す液晶画面。「Lx-RAS」で監視した結果が表示されている
市川充商店写真
(株)市川充商店のブースでは、Linuxを使った小型のルータ「子羊ルータ/LAMB(LAMB-RT-01SP)」を展示。かなりの人気を博していた。Webブラウザによる設定が可能となっている。カーネルは2.0.38にセキュリティパッチをあてたものを採用

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