お次は暗いとき。
猫をだっこして自分撮り。あったかいです。
雪が降りそうなどんよりした天気でも、「SN」モードにして感度を上げればぶれずに撮れちゃう。
夜の猫も。
夜のシャッター前の猫。かなり暗かったのだけど、そこは手ブレ補正+高感度で撮っちゃいました。猫の方がちょっと逃げ腰。
さすがにISO1600まで上げるとざらついちゃうけど、ISO800までならもうほとんど問題なし。
家の中でもOK。冒頭のかふかがそう。寝室のベッドの上なのでけっこう暗いのだが、おかまいなしで撮れる。
逆光にも強い。
完全な逆光だけど、しっかり写ってる。でも、そこに乗っかるのはやめてください。ずいぶん育ったコーヒーの木なんだけど、下の方の枝葉はかふかのおかげでなくなり、床に土が飛び散ります。ああ。
そんなわけで、昼の猫も夜の猫も撮れるコンパクトデジカメが登場したのである。前回のカシオの「EXILIM EX-FC100」といい、今回の富士フイルムのF200EXRといい、2009年春モデルにはけっこう個性的で面白いのが混じってるので要注目ですよ。
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。
*次回は 3月10日掲載予定
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