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VIERAハイエンドモデル投入

プラズマもうすうすになりました

2009年02月03日 19時06分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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従来(左)に比べて、電極の幅が縦に長くなっている(右)

プラズマの電極のモデル。従来(左)に比べて、電極のエリアが縦に長くなっている(右)

新開発のプラズマパネルは1石4鳥

 ネオ・プラズマパネルは電極(透明電極およびバス電極)のエリアを広げることで放電領域を拡大。そして新しい放電ガスや蛍光体を採用することで、発光効率を高め発熱を抑えた。

各機種と比べるとZシリーズはまさに板のようだ

各機種と比べるとZシリーズはまさに板のようだ

VIERA Zシリーズを壁に掛けた状態

VIERA Zシリーズを壁に掛けた状態

 これによりプラズマパネルの薄型化を実現。チューナー外付けのZシリーズは24.7mm、チューナー内蔵のVシリーズは84mm(最薄部55mm)という薄さだ。

会場で実施されたコントラストのデモ

会場で実施されたコントラストのデモ

 また、ネオ・プラズマパネルは予備放電を低減することで暗所コントラスト(画面内で同時に表示できるコントラスト比)では世界最高となる4万:1を実現した。

高速な動きもより滑らかになった

高速な動きもより滑らかになった

消費電力も半分程度削減。液晶テレビに比べればまだまだ多いが、大きな進歩だ

消費電力も半分程度削減。液晶テレビに比べればまだまだ多いが、大きな進歩だ

 さらに、1コマあたりの映像の表示時間を少なくする(黒挿入の時間を長くする)ことで、動画の残像感も改善。そして新パネルの採用により、年間消費電力量が従来機種に比べて40~48%低減した。

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