新開発のプラズマパネルは1石4鳥
ネオ・プラズマパネルは電極(透明電極およびバス電極)のエリアを広げることで放電領域を拡大。そして新しい放電ガスや蛍光体を採用することで、発光効率を高め発熱を抑えた。
これによりプラズマパネルの薄型化を実現。チューナー外付けのZシリーズは24.7mm、チューナー内蔵のVシリーズは84mm(最薄部55mm)という薄さだ。
また、ネオ・プラズマパネルは予備放電を低減することで暗所コントラスト(画面内で同時に表示できるコントラスト比)では世界最高となる4万:1を実現した。
さらに、1コマあたりの映像の表示時間を少なくする(黒挿入の時間を長くする)ことで、動画の残像感も改善。そして新パネルの採用により、年間消費電力量が従来機種に比べて40~48%低減した。