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Word実用文書作成のツボ 第2回

入力が「すっきり」簡単になる定型ビジネス文書を作る

2009年01月23日 08時00分更新

文● アスキー・ドットPC編集部

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■「休暇区分」のチェックボックスを作る

チェックボックスを設定する手順

休暇区分をチェックボックスにして、マウスで選択可能にする

 (1) チェックボックスを挿入したい個所にカーソルを置き、(2)[チェック ボックス フォーム フィールド]ボタンをクリック。

チェックボックスを設定する手順2

同様の手順で、ほかの項目にもチェックボックスを設定

 チェックボックスの四角が挿入されたことを確認する。同様にほかの項目にもチェックボックスを挿入する。

 なお、ここでクリックしても、まだチェックは入らない。


■「期間」の入力エリアを作る

数字入力エリアを設定する手順

休暇期間を数字で入力するエリアを設定する。まず数字入力したい場所を選択して、「テキスト ボックス フォーム フィールドボタン」をクリック

 (1) 期間に入力してある年の数字をドラッグで選択し、(2)[テキスト ボックス フォーム フィールド]ボタンをクリック。

フォーム フィールドのオプションを設定

エリアが網掛けに変化したら、フォーム フィールドのオプションを設定する

 (1) で選択した年の数字部分がグレーの網かけになっていることを確認し、(3)[フォーム フィールドのオプション]ボタンをクリック。

フォーム フィールドのオプション画面

フィールドに入力できる文字種や初期値をオプション画面で設定できる

 (4)「種類」で[数値]を選択し、(5)「既定の番号」に「20」を入力。

 これで、はじめから「平成20年」と入力された状態になる(変更も可能)。(6)「最長文字数」を[2]に設定し、[OK]をクリック。

月や日のフィールドを設定

同様の手順で、月や日のフィールドも設定しよう

 他の日付欄にも、同様に(1)(7) の手順でテキストボックスを挿入する。

 なお、「月」「日」は、(5)「既定の番号」を空欄にしておく。


■「事由」をテキスト入力エリアにする

事由項目のフィールド設定

「事由」の欄は、文章が入力できるようにフィールド設定しよう

 (1)「事由」に入力してある文字列をドラッグで選択し、(2)[テキスト ボックスフォーム フィールド]ボタンをクリックする。


■作成したフォームにロックをかける

フォームの保護ボタンで設定を有効にする

フォームの設定が完了したら、「フォームの保護」ボタンをクリック。これでプルダウンメニューやチェックボックスが有効になる

 フォームの設定が完了したら、(1)[フォームの保護]ボタンをクリックしてオンにして完成。これで各フォームが利用可能となり、かつ、フォーム以外の個所は編集できなくなる。


 (次ページ、「フォームから入力できる定型文書を使ってみる」に続く)

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