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30分早く帰れる! Word&一太郎で「縦書き」完全読本 第3回

実践!縦書きだけの雰囲気のある手作り文書に挑戦

2008年12月26日 05時00分更新

文● 井上健語

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縦書き原稿用紙で書く

原稿用紙ウィザードを使う

 日記や自分史などを書くとき、原稿用紙を使いたい方も多いだろう。

 Wordの「原稿用紙ウィザード」を使えば、画面に原稿用紙を表示して文章を入力できる。

 また、一太郎であれば、市販の原稿用紙の書式を使って、そのまま原稿用紙に印刷できる。

完成図――原稿用紙

テンプレートを呼び出す

Wordのメニューバーからテンプレートを呼び出す

 メニューバーの[ファイル]→[新規作成]を選択。「新しい文書」作業ウィンドウを開き、(1)[このコンピュータ上のテンプレート]をクリックする。

原稿用紙ウィザードを選択

[論文・報告書]タブで、[原稿用紙ウィザード]を選択

 「テンプレート」画面が表示されたら、(2)[論文・報告書]タブに切り替える。

 (3)[原稿用紙ウィザード]アイコンを選択する。[OK]をクリックする。

用紙サイズや向きを選択

用紙サイズや向きを選択して、[次へ]

 (5)「用紙サイズ」で「B5」を指定する。

 (6)印刷の向きで[横]を指定する。[次へ]をクリックする。

 その後、表示される画面で「字詰め」を[20字×20行]、「文字方向」を[縦書き]にする。

 次の画面の罫線の表示は[マス目]にチェックする。ウィザードにしたがって、ページ番号の印刷の有無を決めて[完了]ボタンを押す。


作文のルールどおり

作文のルールにしたがって、面倒な設定をしなくても連続した“。”と閉じるカギ括弧“」”がひとマスに収められる

一太郎の場合
使いやすい一太郎の原稿用紙

 一太郎は、用紙設定を呼び出すだけで市販の原稿用紙に最適な書式が自動的に設定され、そのまま原稿用紙に印刷できる。

 また、Wordと違って、句点の“。”と閉じるカギ括弧“」”が連続しても、1マスに収まるなど、原稿用紙特有の細かいルールにも対応している。

原稿用紙モードの設定画面

原稿用紙モードにするにはメニューバーの[ファイル]→[スタイル]→[文書スタイル]で開く、「スタイル」画面で[呼び出し]ボタンを押して、原稿用紙を選ぶ

 (次ページ、「禁則処理を使いこなす」に続く)

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