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不要なページ印刷を省いて時間もコストもエコしよう

今使ってるオフィスプリンターでエコ印刷できるソフト4種

2008年12月05日 04時00分更新

文● 佐久間康仁/企画報道編集部

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100%~25%まで、4段階のインクセーブモードを比較

左上が0(インクセーブなし)、右上が25(75%のインク使用)、左下が50(50%インク)、右下が75(25%インク)。いずれもキヤノンのインクジェットプリンター「PIXUS iP5200R」でA4普通紙に印刷したものを同一環境でスキャンして、横800ドットに縮小した。画像補整などはかけていない

100%から25%まで4パターンの比較

ほぼ同じ場所を切り出して並べたところ(左端が0、右端が75)。見比べると確かに差はあるものの、50%程度でも遜色なく使えそうだ。75(25%インク)となるとかなり薄い印象を受ける


使用時の注意点

 実際に使ってみて気付いたのは、印刷実行するまえに印刷ユーティリティーソフトを終了してしまうと、ページの入れ替えや削除などの操作・編集結果は失われてしまうこと(作業途中の状態を保存したり、読み込むことができない)。

 また、プリンタードライバーでインク/トナーを減らす設定にしていると、LB Eco2の省インク/トナー機能と多重に機能してしまうため、極端に薄い印刷になってしまった。プリンタードライバーの設定を確認して、必要であれば初期値に戻しておこう。


 エコロジーは小さな努力の積み重ねが将来に実を結ぶというもの。多少面倒に思うかもしれないが、印刷するアプリケーションごとにページ数や設定を変える手間がないので、苦にはならない。コストをシミュレーションする機能も、厳密さを求めるというよりエコロジー活動を継続するためのモチベーション(動機付け)と考えれば、面白い存在だ。まずは無料体験版で、試してみてはいかがだろうか。

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