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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 第46回

Touch Diamondを複数キャリアで展開する意義

2008年11月06日 14時30分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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ユーザーがキャリアをどう選択するのか?

 3キャリアから登場するTouch Diamondをユーザーはどのように選べばよいのか。

 もし今自分が使っているキャリアでTouch Diamondを選ぶとしたら、話は早い。キャリアのサービスにどこまで対応しているか、料金プランはどうか、といった点で検討すればよい。

 日本独自のケータイの機能、ワンセグやおサイフケータイなどには対応していないため、これらのサービスを使いたい場合は日本のメーカーの端末を選ぶ必要がある。ただHTCとしては、日本でケータイに欠かせないケータイメールについて、HTML形式のメールへの対応まではいかないものの、各キャリアの絵文字への対応をきちんと押さえて提供している。最低限のケータイのコミュニケーションである通話とメールで困ることはないだろう。

イー・モバイル端末に内蔵されるEMnetメールはイー・モバイルの絵文字に対応している

 ただ、せっかくのスマートフォンである。1台目にしろ、2台目需要にしろ、ネット接続やウェブの閲覧に活用したい。するとパケットの料金プランが一番気になる。

 まず2008年11月5日にTouch DiamondをHT-02Aとしてラインアップしたドコモは、他のPROシリーズとともに、どの料金プランにマッチするかを明かしていない。ただ、おそらくパケ・ホーダイ ダブルのフルブラウザ利用料金(月額1029円〜月額5985円、税込)で端末からのアクセスは利用可能になるだろう。ソフトバンクモバイルも、パケットし放題フルがドコモのパケ・ホーダイ ダブルと同様の料金。

 これらの料金では、USBやBluetooth、Wi-Fi経由でパソコンをウェブに接続しようとすると、5985円までの定額は適用されない。もし2台目をモバイルノートのウェブ接続用に、と考えているユーザーは、ドコモかソフトバンクを選ぶと常用の接続手段と言うよりは緊急用となる。

 しかしイー・モバイルは違う。もともとデータ中心でサービスを展開してきたので、Touch Diamond経由でのパソコンのウェブ接続でも、パケット通信料は5980円(月額、税込)で利用することができる。イー・モバイルのエリアを考えると都市部を中心に活動する人に限られるかもしれない。しかし、通話ができて、ケータイメールが使えて、でもパソコンをネットにつなぎたいユーザーには、イー・モバイルのTouch Diamondを選ぶのがベストの選択肢となる。

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