腕時計の世界も、筆者が提唱している「ピンキリ値」(同じ機能の商品で、最高価格のモノと最低価格のモノの価格倍率)が急上昇してきている市場だ。
1969年に登場したクォーツ腕時計「アストロン」は45万円だったが、今や正確に動く腕時計が100円で手に入る時代となった。そして電気式ではない、メカ腕時計の最高は数億円に限りなく近く、ピンキリ値はオーバーフロー気味なのだ。
正確無比のテクノロジー先行型の腕時計がどんどん安くなる一方で、正確に組み上げるには、職人の努力と執念が必要な腕時計がどんどん高くなっている。クラフトマンワークの必要な古い腕時計ほど価値があり、値段の高い腕時計が注目される時代なのだ。
今ではブルガリグループに含まれてしまったジェラルドジェンタも、そんなこだわりを持つ腕時計メーカーだ。
同社には「レトロファンタジーシリーズ」というディズニーの有名キャラクターをモチーフにした腕時計がある。今は生産終了し、市場の第一線からは姿を消しているが、多くのファンがいるファニーな腕時計だ。
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