1000番台のIXY DIGITALと言えば、コンパクトデジカメとしては大型の1/1.7型CCDを、高級感あふれるボディーに収めた豪華仕様のフラッグシップ機だ。最新モデルにあたる「IXY DIGITAL 3000 IS」は新画像処理エンジンや有効1470万画素CCD、ダイヤルインターフェースやIXY DIGITAL初のマニュアル露出モードの搭載など、新世代のIXYを感じさせる1台となっている。
ボディーはIXY DIGITAL 1000(関連記事)や同2000(関連記事)と同様雰囲気。滑らかな曲線を描く凹凸が多用され、柔らかな印象を与える。もちろん手に持った際のフィット感も考慮されている。
外形サイズはIXY 2000よりも縦/横/奥行きともに、数mmずつ増えている。IXY 1000では無垢のチタン合金を使用。IXY 2000では高級感のある表面加工が施されていたが、IXY 3000ではシルバーとブラックのカラーバリエーションが用意された。ともに表面処理はツヤを持ちながらも落ち着いた雰囲気で、今までのいかにも金属表面といった印象からはかなり異なるものとなっている。
メタル素材のテクスチャーを大きく魅せる従来のIXYのファンにとっては違和感があるかもしれないが、表面塗装とカラーバリエーションを特徴とした「IXY DIGITAL 20 IS」(関連記事)のように、新鮮味がある。
