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触れられるスリムパソコン 第2世代TouchSmart PC

2008年07月14日 17時30分更新

文● 小林 久/トレンド編集部

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パソコンとしての完成度は
確実に上がったTouchSmart PC


 さて、TouchSmart PCである。

TouchSmart PC

非常に薄型の本体。側面はエスプレッソブラウンという、濃茶だ。写真のようにキーボードは本体の下部にそのまま収納できる

 筆者はベルリンで6月上旬に開催されたHPのプライベートショーで、実機を見ている(関連記事:動画付き)が、第1世代の製品と比べると、非常にスタイリッシュで、完成度の高いパッケージに仕上がったな、というのが第一印象である。

 まず印象的なのが本体の薄さ。ディスプレーは22インチ(解像度1680×1050ドット)と大型だが、厚さは66mmに抑えられている。背面には自立させるための台座が設けられているが、その角度を変えることで前後にチルトさせられる。脚の部分にはローラーが用意されていて、それほど力をかけずに、角度調整(垂直に対して10~45度)可能だ。

 カラーはフロント部分がピアノブラック、側面がエスプレッソブラウンという濃茶。ディスプレーの下側が少し前にせり出しているが、これはカバンをイメージしたものだという。真横から見ると、銀色の枠取りされていることが分かるが、こちらはゼムクリップをイメージしている。

側面

ゼムクリップをイメージしたという側面。銀色のフレームで囲まれている

 一体型の筐体に加え、無線LAN(IEEE 802.11/b/g/n)、無線キーボードなどを採用しているため、通常使用では電源ケーブル1本をつなぐだけでシンプルに設置できる点もいい。ディスプレーをもっとも立てた状態での奥行きは225mmほど。キーボードは脚の下に収納できるので、使用しない場合に無駄なスペースを食わない。また、キーボードライトを本体の下側に装備しており、暗い間接照明のリビングなどでも使いやすい。

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