日本HPが個人向けデスクトップパソコン「HP Pavilion Desktop PC」のマイナーチェンジモデルを本日から発売開始した。
BTO対応機のCPUスペックアップやHDD容量の向上などが主なポイント。もともと高スペックなパソコンをリーズナブルな価格で提供する点が同社の特徴だが、そのあたりが強化されている。
1.28TBのRAID構成を選択できる「HP Pavilion Desktop PC m9000」
ミニタワーシャーシを採用したハイエンドパソコン「m9580jp/CT」は、640GBのHDDを2台搭載することで1.28TBのRAID0、RAID1構成に対応できるのがポイント。メーカー製パソコンでRAID構成を選べるのは珍しい。
HP Directplusでの最小構成(Core 2 Quad Q8200、2GBメモリー、320GB HDD)の価格は7万9800円。なお1.28TBのRAID構成にした場合はプラス1万500円。
W地デジモデルが6万円台! 「HP Pavilion Desktop PC v7000」
省スペース型ボディを採用する「v7000」シリーズ。 AMD CPUを搭載する「v7760jp」では、地デジWチューナーカード搭載+19型ワイド液晶ディスプレー付属で6万9930円から購入できる「v7760jpダブル地デジ特別仕様モデル」を用意。最小構成でAthlon X2 4850e、2GBメモリー、160GB HDD、DVDスーパーマルチドライブというスペックだ。
全体的にはPhenom X3 8550(2.2GHz)やPhenom X4 9750(2.4GHz)といったCPUを選べるようになった。
そのほか、幅107×奥行き340×高さ276mmというコンパクトサイズの「s3000」シリーズや、液晶タッチパネルを採用するディスプレー一体型パソコン「HP TouchSmart PC」のスペックアップも実施されている。