キー入力のしやすさが素晴らしい
そしてなんと言っても嬉しいのが、キーピッチ17.5mmのキーボード。本体が大きいぶん、一般的なノートパソコンと同サイズのキーボードを積んでいる。多くのミニノートは、携帯性との兼ね合いで、キー入力に不満があるものが多かった。しかし、Wind Notebookのキーボードなら、普段A4ノートを使ってる筆者でも違和感なく打て、速度も十分に出せる。
重量は約1160gとこの手の製品としては少々重めだが、このキー入力の快適さがあるなら目をつぶれる。個人的には1kg以下で打ちにくいノートより、はるかに実用性が高いと思える。
また、ディスプレーがノングレアタイプという点もいい。オフィスなどでの利用時でも、蛍光灯などが映り込みづらいので使いやすそうだ。
十分な処理能力と、快適なキー入力。低価格ミニノートでは両立が難しいこの二つを併せ持ちながら価格は5万9800円。じっくり使い込むほどの時間は取れなかったが、久しぶりに大きな弱点が見つからないミニノートに出会ったと感じた。
Wind Notebook U100 | |
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ディスプレー | 10インチ(1024×600ドット) | CPU | Atom N270(1.60GHz) |
メモリー | DDR2-667 1GB |
グラフィックス | Intel 945GSE+ICH7Mチップセット内蔵 |
HDD | 2.5インチ 80GB |
光学ドライブ | なし |
無線通信機能 | IEEE802.11b/g |
インターフェース | 4in1カードリーダー、USB 2.0×3、アナログRGB出力、有線LAN(100/10BASE-TX LAN)、音声入出力 |
バッテリー駆動時間 | 約2時間半 |
本体サイズ | 幅260×奥行き180×高さ31.5mm |
重さ | 約1160g |
OS | Windows XP Home Edition |
予想実売価格 | 5万9800円前後 |