5万円以下ミニノートという新しいジャンルを切り開いたASUSのEee PC。12日に、ついに新型の「Eee PC 901-X」(以下Eee PC 901)が発売される。価格は5万9800円と従来機から1万円高くなっているが、基本性能が大きく向上しているのが特徴だ。
従来機との違いは以下の通り。
機種名 | Eee PC 901-X | Eee PC 4G-X |
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液晶ディスプレー | 8.9インチワイド(1024×600) | 7インチワイド(800×480ドット) |
CPU | Atom N270(1.60GHz) | Celeron M 353(900MHz) (実際の動作クロックは630MHz) |
メモリー | 1GB(最大2GB) | 512MB(最大1GB) |
ストレージ | 12GB SSD(4GB+8GB) | 4GB SSD |
無線機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.0+EDR | IEEE 802.11b/g |
バッテリー駆動時間 | 約8.3時間(JEITA測定法1.0) | 約3.2時間(ASUS独自測定) |
OS | Windows XP Home Edition(SP3) | Windows XP Home Edition(SP2) |
本体サイズ、重量 | 幅225×奥行き175×高さ39mm、約1.1kg | 幅225×奥行き160×高さ37mm、約0.92kg |
お詫びと訂正:掲載当初、表の内容に誤りがありました。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2008年7月11日)
パワーアップした点を中心に、Eee PC 901の魅力に迫っていこう。
画面が大きくなりウェブブラウジングも快適
一見して大きく変わったのは画面の大きさ。個人的に従来機の最大の弱点だと感じていた画面解像度が大きく向上しているのが嬉しい。とりあえず、8.9インチワイド(1024×600ドット)の大きさがあれば、ウェブを見るときや何かウィンドウが開いたときに、無駄なスクロールをしなくてすむ。
画面サイズは大きくなったが、本体サイズは奥行きが15mm伸びた以外はほとんど変わっていないのも嬉しいところ。ただし、本体重量は200gほど増え、手に持った感覚はずっしりくる。
