2. chumbyを楽しむ700種類ものウィジェット
chumbyの機能性の核心であるウィジェットを理解するには、chumbyのオフィシャルサイトを訪れるのが手っ取り早い。ここで「WIDGETS」タブを開くと、chumbyで動作するウィジェットを誰でも閲覧できる。6月末の段階で、すでに700種類を超えるウィジェットが公開されているのだ。
ウィジェットの多くは、ユーザーが積極的に操作して使うようなものではない。基本的に、何かを表示するだけ──ここにchumbyのコンセプトが端的に表れているが、その話はとりあえず脇において説明を進めよう。
残念ながら、現状のchumbyは日本語の表示には非対応。まだ日本で販売していないので当たり前と言えば当たり前だろう。また、それは作り手にとっても同じことで、ニュースや動画などのウィジェットも日本人が使うには辛いものが多い。しかし、言語や国を問わないウィジェットもたくさん存在しているので、日本での発売が始まれば、例え日本語表示ができなくてもすぐにchumbyを楽しめるはずだ。
ところで、ウィジェットの詳細ページで、ものによってはウェブブラウザー上で動作していることに気付いたかもしれない。さきほども述べたが、ウィジェットの実体はFlash、より正確にはFlash Lite 3だ。
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