ユニークなデジタルガジェット「Chumby」が7月1日に復活した。
Chumby(チャンビー)は2008年から発売していたLinuxベースのデジタルガジェットで、無線/有線LANでネットに繋ぎ、アプリケーション(ウィジット)を専用サイトからダウンロードする。ウィジットには様々なものがあるが、Chumbyをデスクトップに置いて天気やニュース、Twitterタイムラインなどの常時表示やデジタルフォトフレーム、枕元に置いて高機能目覚まし時計として使って楽しむ。
オープンアーキテクチャでユーザーがウィジット作成して専用サイトで公開できるなど一部で人気を博したが、スマホ/タブレット普及の影響などもあって一般的には普及には至らず、2011年にはハードウェアの販売を停止、2013年には営業を終了してネットサービスも停止していた。
社員有志が事業を購入・継続していたが、7月1日より本格的に営業を再開、ウェブサイトも再開され、Chumby新モデルも公開されている。Chumbyサーバーにはいままで蓄積した1000のウィジット、これまで登録されたユーザーアカウントもそのまま残っており、かつてのユーザーであればそのまま利用できるという。ただし、ユーザーは月額3ドルでアクセス権を購入するに形となるほか、随時資金の寄付を受け付けている。
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