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資格取得でNoリスク・Highリターン 第7回

第7回 

35歳の人生戦略見直しの方法

2008年06月24日 14時00分更新

文● 三好康之

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勘定科目――資格取得

勘定科目――これまでの人脈

勘定科目――実務経験

 これら3つのオリジナルの勘定科目は固定資産になるので、最初は取得原価(その資産を取得するのに要した費用)で算出しておきます。このとき(時間をベースに金額換算する場合)、昔のことなので細かい数字は正確でないかもしれません。でも、その点はアバウトでいいと思います。

バランスシートを作成すると見えてくるものがある

 いずれにせよ、このように過去に支給された給与や会社の時間単価当たりの原価、費やしてきた時間の内訳などを思い出すことで、これまであなたがどのように時間を使ってきたのかが明白になります。そして、それぞれの資産の内訳を見てみると、今後の戦略に役立つのはもちろんのこと、人生を振り返るいいきっかけになるでしょう。

・給与をもらっている会社の存在の大きさ(個人負担分と会社負担分の比較)
・経験の金銭的価値がいかに大きいか
・人付き合いも大切
・“良いキャリアを形成できる会社”、“良い人脈形成のできる会社”の偉大さ

 改めて、こう思うはずです。  では、次回はこの結果を踏まえて戦略を立案してみましょう。

三好康之氏

三好康之(みよし・やすゆき)

(株)エムズネット代表。SE出身のITコーディネータとして、SIベンダーとの交渉代理、見積もり妥当性チェックなど、利用者側の立場で情報化の支援をしている。また、SEの資格取得支援や執筆活動にも精力的に取り組んでいる。

e-mail:y_miyo@mwc.biglobe.ne.jp
URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~miyomiyo/


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