基本スペックをおさらい!
まずは発売される5機種の基本スペックをざっと紹介する。パソコンとの接続方法や、受信できる放送の種類など、間違えたくないポイントをチェックしていこう。
アイ・オー | バッファロー | ピクセラ | |||
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製品名 | GV-MVP/HS | DT-H50/PCI | DT-H30/U2 | PIX-DT050 -PP0 |
PIX-DT012 -PP0 |
接続方法 | PCI Express x1 | PCI | USB 2.0 | PCI | |
受信放送 | 地上デジタル放送 | 地上/BS/110度CSデジタル放送 | |||
消費電力 | 約5.2W | 約7.5W | 約5W | 約6.4W | 約11.3W |
店頭予価 | 約1万9000円 | 約1万9000円 | 約1万9000円 | 約2万4000円 | 約2万9000円 |
発売予定 | 5月14日(水) | 5月17日(土) |
表中の店頭予価は当社調べ(5月10日時点)による。詳細はこちらを参照。
比べて分かる画面の違い
続いてはテレビを見るときの画面だ。これは各製品に付属するテレビ視聴用アプリによって違いがあらわれてくる。視聴用アプリは、アイ・オー・データ機器は「mAgicTV Digital」、バッファローは「PCastTV for 地デジ」、ピクセラは「Station TV」が同梱されている。
それでは基本となる「テレビ視聴画面」、視聴・録画のポイントでもある「電子番組表(EPG)画面」、録画予約の機能をあらわす「録画予約画面」の順にチェックしていこう。
テレビ視聴画面
フレームやボタンなどのデザインだけではなく、各機能へのショートカットやチャンネル一覧など、インターフェースにそれぞれのこだわりが見える。
番組表(EPG)画面
シンプルで分かりやすいものからこまかな情報をすべて表示するものまで、まさに三者三様の仕様となっている。検索機能が充実しているのはアイ・オーの「mAgicTV Digital」。また表示サイズも細かにカスタマイズできる。逆にバッファローのPCastTV for 地デジは、シンプルで予約中のタイトルを示すマークがないなど若干控えめな機能となっている。ピクセラの製品も割合シンプルな構成だが、リモコンなどで簡単に操作できるようにショートカットを割り当てるなどの工夫が見られる。
録画予約画面
電子番組表と連動して録画設定が行なえる点は各社とも共通。差が出てくるのは、キーワードに合った番組を自動的に録画したり、毎週同じ時間帯に繰り返し録画したり……といった部分だろう。各社とも繰り返し録画の機能を持っている。バッファローのチューナーカードはハードウェアエンコーダーを搭載するため、PCastTV for 地デジの録画時にビットレートの変更が行なえる。