地上デジタル放送対応TVキャプチャーカードの販売が本日14日より解禁となった。各ショップの店頭に並んだのはバッファロー、アイ・オー・データ機器、ピクセラの3社4モデルだ。
まずは4モデル、続いて2モデルが発売に
本日発売となったのは、バッファロー「DT-H30/U2」(USB2.0外付け)「DT-H50/PCI」(PCI対応)と、アイ・オー・データ機器「GV-MVP/HS」(PCI Express x1対応)、ピクセラ「PIX-DT050-PP0」(PCI対応)の計4モデル。一部ショップで「DT-H50/PCI」(PCI対応)が完売となったほかは、比較的在庫は潤沢となっている。
なお17日には、地デジ・BS・110度CSデジタル放送の3波対応モデルとなるピクセラ「PIX-DT012-PP0」(PCI対応)と、エスケイネットの「MonsterTV HDUS」(USB2.0外付け)が発売される予定だ。
それぞれのモデルについては「分かる!得する!地デジキャプチャー総合比較」などに詳しいのでそちらを参照のこと。ここでは購入にあたっての注意点に少し触れておく。
まずは、そもそも自宅が地デジ環境となっているのか?という点。すでに地デジ対応の大型液晶TVやプラズマTVを導入しているのであれば問題はなかろうが、地デジキャプチャーを買ってから初めて試そうと考えているユーザーはまず確認が必要だ。
次に塔載PCのスペック。各社微妙に異なるものの、要求スペックは決して低くはない。HDCP対応ディスプレイやHDCP対応ビデオカードが必要となる点も含め、購入予定の製品の動作環境を事前にチェックしておく必要がある。OSもWindows Vistaは32bit版のみ。Windows XPを当初はサポートしないモデルなども中にはある。
そして、最後にショップ独自の相性保証サービスなどが対象外となっている場合が多いという点。メモリ相性などで見られる、差額支払いによる上位モデルへの交換サービスなどもできない場合が多い。買ったはいいが動かないので返品/返金はできないので注意したい。
販売ショップおよび価格は次ページに一覧にしてあるので参照してほしい。前述したように一部ショップで「DT-H50/PCI」(PCI対応)が完売となったほかは、在庫は潤沢。販売解禁となった初日だが、スタートは静なものとなった。あるショップでは「相性保証サービスの対象外と知って購入をやめる人も多い。しばらくは様子見の人が多いかもしれませんね」ということ。
あせって購入へ走る必要もないので、導入予定のユーザーはゆっくり自分にあった製品を選んでから買うとよいだろう。
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