お勧めプログラム言語系資格
それでは、ここからは図1のポートフォリオで紹介した個々の資格について、詳しく解説したいと思います。まずはプログラム言語系の資格についてです。
人それぞれいろいろな考え方があると思いますが、この業界にいる限り、プログラム言語に関する知識は必須です。プログラミング経験者はもちろんのこと、SEやコンサルタントとしてスタートする未経験者もプログラム言語系の資格取得し、スキルを持つことは有利と言えます。例えば、技術的観点で言えば、設計スキル、コンサルテーションスキルを高めることにつながるでしょう。筆者は、40歳になってコンサルタントとして活動している今、プログラミングスキルから積み上げてきたコンサルタントスキルの強さというものを実感しています。また、いずれマネージメントに携わるなら、プログラマーがやっていることを把握することもできるでしょう。
■SUNのJava認定資格(SJC-A、SJC-P、SJC-D、SJC-WCなど)
もはやエンジニア必須の言語と化したJava。今なら、プログラミング未経験者にはこれを、Java言語未経験者は第二言語として資格を取っておきたいところです。
(http://suned.sun.co.jp/JPN/certification/javamain.html)
■Microsoft認定資格(MCP)の「MCSD」
Javaと二分する開発プラットフォームのMicrosoft系は外せないと思います。そのMicrosoftが提供しているのが「MCPプログラム」。ベンダ資格の老舗なので、その体系も複雑になっているので、自分に合った資格を把握するのもなかなか難しいですが、プログラマーにとっては、MCSDを目指すのが一般的でしょう。
(http://www.microsoft.com/japan/learning/mcp/mcsd/)
■XMLマスター
XML及びXML関連技術についての技術力を測る資格で、ベンダーニュートラルな(特定のベンダーに依存しない)ものです。HTML言語の基礎を合わせて勉強すれば、ネット関連のセキュリティやネットワークの仕事に生かせるかもしれません。まずはベーシックから。
(http://www.xmlmaster.org/)
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