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Not 京アニだけどストーリーが90分でわかる劇場版「CLANNAD」

2008年03月07日 23時00分更新

文● 伊藤 真広

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 京都アニメーション制作のテレビアニメが大ヒット中の「CLANNAD」であるが、昨年夏に東映アニメーションが制作した「劇場版CLLANAD」が発売された。この劇場版は、フロンティアワークスの発売したコレクション・エディション、ジェネオンエンタテインメントのスペシャル・エディションと通常版の合計3種類。通常版には本編のみだが、コレクターズ・エディションとスペシャル・エディションには、それぞれ盛りだくさんの特典が付いている。ちなみに今回の「劇場版CLANNAD」は現在放送されているテレビ版と違い、原作を元に世界観や設定に大きく手が加えられている“もう1つのCLANNAD”と言ってもいい作品。監督を務めたのは「劇場版AIR」を手掛けた、日本アニメーション界の巨匠出崎統氏だ。出演声優は、主人公の岡崎朋也が野島健児と、テレビ版の中村悠一と違う以外は同じ声優となっている。

コレクターズ・エディションには、キャラクターデザインを担当した門之園恵美氏の描き下ろしジャケットとボックス仕様になっているほか、特典として400Pを超える特製ブックレット、渚(中原麻衣)による「だんご だんご だんご」と中原麻衣、野島健児、桑島法子、井上喜久子によるボイスコメンタリーを収録したCD、門之園氏の描き下しテレホンカードとなっている

スペシャルエディションも門之園氏の描き下しのジャケット&ボックス仕様で特典は、TVスポットや劇場アナウンスを収録したDVD、劇場用パンフレット特別版に付けられたドラマCD「古河さんち」の第二弾「古河さんち ふたたび」などが付いているとのこと

通常版のパッケージは、劇場版のメインヒロイン古河渚が描かれていた

 アソビットゲームシティのDVD/CDフロアでは、エスカレーターで昇ってすぐのエリアすべて使って大々的に販促を行なっていた。このエリアはビックタイトルが発売された場合でも、通常は半面づつ使うことが多いのだが、今回の「劇場版CLANNAD」では異例ともいえる全面を使用する展開となっていた。とはいっても並べられている商品は「劇場版CLANNAD」だけではなく、現在3巻まで発売されているテレビ版のDVDやテレビ版主題歌CDや映画版のサントラなどがあった。
 またゲーマーズ本店では、2階のDVD/CD新譜で棚が使われていたほか、4階のゲームコーナーでも先日発売されたPC用ゲーム「CLANNAD FULL VOICE」とあわせて販売されていた。
 ソフマップアミューズメント館では大きな展開は行なわれていなかったが、本店にはフロア担当者の気合が感じられる棚が作られていた。各店舗のスタッフともに「京都アニメーションの作品ではないが、非常によい作品に仕上がっているのでCLANNADファンは購入して損はない」という話だ。

アソビットゲームシティでは同DVDの通常版は見られなかった。ちなみに劇場版サントラは、同DVDのコレクション・エディションとスペシャル・エディションの間に陳列されていた

ゲーマーズでは、門之園氏の描き下し渚のテレカがコレクション・エディションに付けられていた

ソフマップでもコレクション・エディションにテレカ、スペシャル・エディションにはマウスパッドが付けられていた

特典

とらのあなのスペシャル・エディションには、クリアポスターとブロマイドが特典として付けられていた

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