今年は省エネが重要
都内で開催された発表会では、同社代表取締役副社長の松本雅史氏がAQUOSのビジネス概要と今後の計画などを説明した。
同氏によれば、今月15日にAQUOSの累計販売台数は1000万台を突破。特に昨年12月の累計販売台数は262万台で、前年同期比で130%となり「大きく伸長できた」と語った。
また、松本氏は環境問題が世界的に注目を集めている昨今において「(省エネが)重要な要素になってくる」と語り、今回の新製品群の省エネに関する取組みを説明した。同氏は2004年発売の32型液晶テレビと同型の新製品を比較して、年間消費電力量は238kWhから120kWhに減少させたとし、CO2に換算すると50%の削減になっていると述べた。これにより、2004年の32型テレビよりも最新の42型テレビのほうが年間で500円程度電気代が安くなるとし、新製品への買い替えをアピールした。