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ここが変わったWindows Vista 100連発! 第73回

標準でカレンダー機能が搭載された

2008年01月17日 15時00分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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「Windows カレンダー」

Windows Vistaに搭載された「Windows カレンダー」。インターフェースはシンプルで、良くも悪くも一般的な機能に終始

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows Vistaには標準で、「Windows カレンダー」というツールが付属している。予定表やアラームなど基本的な機能を網羅したシンプルなカレンダーで、直感的に操作できるのが特徴だ。一般的なiCalendar形式に対応しており、各種カレンダーソフトのデータをインポート/エクスポートしたり、ネット上のカレンダーサービスからデータを取り込んで表示することもできる。

予定を入れたい日をダブルクリックすると詳細を入力できる

予定を入れたい日をダブルクリックすると、右ペインに詳細を入力する項目が表示される

カレンダーは複数作ることができる

カレンダーは複数作ることができ、画面左のチェックを外せば、表示するカレンダーを選択できる。プライベートと仕事用に分けておくと便利

 Windows カレンダーが搭載されたことにより、例えば「Outlook 2007」がなくても、予定をきっちり管理できるようになった。Outlookシリーズとの同期機能がないのはやや残念だが、ほかのVista搭載パソコンのWindows カレンダーとデータを共有したり、Googleカレンダーなどネット上のカレンダーサービスのデータをリアルタイムに購読(同期)する機能も備える。ただし、購読しているカレンダーの予定を編集したり、削除することはできない。

Windows カレンダーでウェブのカレンダーサービスを読み込むには

Windows カレンダーでウェブのカレンダーサービスを読み込むには、カレンダーサービスのアドレスをコピーする。Googleカレンダーなら、設定画面から「カレンダーの情報」→「非公開URL」→「ICAL」をクリックする

Windows カレンダーでウェブのカレンダーサービスを読み込むには

次にWindows カレンダー側の「共有」メニューから、「購読」をクリックして先のURLを入力する。LAN内で公開しているカレンダーを読み込むことも可能。

 家族や同僚と予定を共有したり、普段利用しているネットカレンダーの情報を参照するのに便利なツールだ。

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