AMD製の未発表チップセット「AMD 790FX」を搭載したGigabyte製のSocket AM2+対応マザーボード「GA-MA790FX-DQ6」のサンプル版がTSUKUMO eX.に入荷、明日から展示が始まる予定だ。
「AMD 790FX」は、年内の登場が予定されているAMDの次世代CPU「Phenom」に対応すると言われる新型のチップセット。Socket AM2+やPCI Express 2.0、HyperTransport 3.0などをサポートする製品で、6月に開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2007でも多数のモデルが展示されていた。
今回入荷した「GA-MA790FX-DQ6」のパッケージにも「Phenom FX」「Phenom」のロゴや「HyperTransport 3.0」「PCI-E 2.0」などといった最新のキーワードが記載されているのを確認。マニュアルなども付属しており、かなり製品版に近いという印象だ。
主なスペックはSouth bridgeが「SB600」。拡張スロットはPCI Express x16×4(x16が2本/x8が2本、ともにCross Fire対応)、PCI Express x1×1、PCI×2、メモリスロットはDDR2 DIMM×4(DDR2-1066/800/667、最大16GBまで)という構成。オンボードインターフェイスには、デュアルギガビットイーサネット(Realtek「RTL8111B」×2)や8chサウンド、IEEE1394、Serial ATA II、eSATA、IDEなどを搭載する。
TSUKUMO eX.によると「価格や発売日は未定」とのこと。とはいえこうしてサンプル版が登場し始めたということは、本格的な販売も近そうな予感。いよいよ「Phenom」の登場が近くなってきた……のかもしれない。
