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吉本やエイベックスなどとの提携も発表

ユーザー数は? 著作権侵害の対策は?──データで見る「ニコニコ動画」の今

2007年10月10日 23時45分更新

文● 編集部 広田稔

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著作権侵害に対する考え方


西村氏

「2ちゃんねる」の管理人としても有名な西村博之氏

 発表会後の質疑応答では、発表会に参加したニコニコ動画のユーザーから、「コンテンツホルダーに削除ツールを提供して、削除を依頼してもらうというのは方法としてどうかと思う。最初から著作権を侵害するようなシステムを提供しておいて、自発的に削除してくれというのは納得いかない」という質問が投げかけられた。

 この質問に対して「会社としての公式の見解ではない」としながら、ニワンゴの取締役である西村博之氏は、以下のように回答した。

 最近、動画の削除を依頼してきた人がその後、「上司から『プロモーションになるから消すな』と言われたのでやっぱり戻してください」と連絡してきたことがあった。


 何をもって著作権侵害をするかというのは、権利者が決めること。例えば一般のユーザーに管理ツールを渡して、ガンガン削除してもらうこともできるが、それでは誰のために権利を守っているのか分からなくなる。しかし、著作権者側が面倒くさいのは確かなので、何かうまい考えはないかなぁとも個人的には考えます。


 一方で、杉本氏は、「権利者との話し合い」を強調した。

 非常に分かりづらいところがあるとは思うが、われわれも努力して削除している。例えば、どういうものが著作権に觝触しているかリストアップしてもらって、自主的に削除するというのはすでに始めている。


 ニコニコ動画は、ユーザーがどういうことに対して目的意識を持っているとか、どんなものを欲しているかとかを推し量るのにいいサービスだと思う。その反面、著作者の権利も守っていかなければいけない部分もある。そうしたニコニコ動画の現状を踏まえて、次のステップとして権利者と話し合っていかなければならない。


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