夏よりWOWOWにて放映が始まり、もうじき最終回を迎えるTVアニメ「ムシウタ」。原作は角川スニーカー文庫で岩井恭平さんが執筆しているライトノベルで、現在は本編「ムシウタ」や短編である「ムシウタbug」などを合わせて15冊まで発売されている。
この「ムシウタ」の1話と2話を収録したDVD第1巻が、角川エンタテインメントより発売になった。通常版と限定版の2種類をラインナップしており、限定版には「オリジナルラジオドラマ ムシウタbug01」を収録したスペシャルCDや特製ブックレット、ムシウタ制作記者発表の模様を収録した特典映像などが付属するほか、DVDとCDを併せて収納できる特別パッケージ仕様となっている。価格は、初回限定版が7500円程度、通常版が6000円程度だ。
「ムシウタ」は、少年少女に取り憑き「夢」を食べる代わりに宿主に超能力を与える謎の「虫」が存在するようになった近未来の世界を舞台にしている。「虫」に取り憑かれた人は「虫憑き」と呼ばれ、普通の人からは恐怖と差別の対象だ。そんな「虫憑き」を世間から隠すために活動しており、主人公が所属する「特環」や、特環に反発する虫憑き達が結成したレジスタンス「むしばね」といった組織を中心に物語は進んでいく。
店頭に並んでいるのは、ドラマCDもついている限定版が中心。ショップによっては通常版を入荷していないところもあったほどだ。ジャケットのイラストは限定版と通常版は一緒で、原作挿絵を担当している、るろおさん書き下ろしイラスト。ただし限定版は、虫の形に窓が開いたスレーブケースがついている。またゲーマーズでは、今後発売になる全6巻購入者に先着順でテレホンカードのプレゼントを行うと告知していた。