Halo 3を遊びつくす 第2回
リプレイのアップロード・ダウンロードもできる
【Halo 3】自分の戦闘データが見られるポータルサイト「Bungie.net」
2007年09月28日 20時56分更新
アップロードされた動画の
ダウンロード予約が可能
Halo 3では、ゲームをプレイするごとにそのゲームのリプレイ動画が自動的に保存されることになっている。リプレイの自動保存数は限度があり、限度数を超えると古いものから消されていくことになる。消したくないリプレイは、手動で保存する必要があるが、保存したリプレイをBungie.netにアップロードして、ほかのプレイヤーに見てもらうことが可能だ。
このアップロードは、「ファイルシェア」という形で行なわれ、初期設定では合計25MBまでのファイルをアップロードできる。HD画質の動画をアップロードというと、莫大なファイルサイズになると思われるが、Halo 3ではプレイ情報だけを入手し、Halo 3内で再生成するため、30分のプレイ動画でも4MB程度とコンパクトになっている。
Bungie.netにアップロードされた自分のリプレイは、自分のデータの閲覧と同じく、「My Stats」から「File Share」を選べば確認できる。ほかの人がアップロードしたリプレイ動画も「Bungie Online→Films」と選択することで確認できる。リプレイ項目の右下に書いてある「Download to Halo 3」をクリックすると、ダウンロード予約が行なわれ、次にHalo 3を起動したときに、自動的にXbox 360のHDDにダウンロードされる。
ちなみにアップロードした動画は、フレンドに「推薦」という形で教えることができる。筆者は自宅用のゲーマータグと、仕事用のゲーマータグを分けているが、仕事用のゲーマータグ宛に推薦しておいたので、すぐにリプレイデータを見つけることができた。
マイクロソフト的な次世代ゲーム機としての展望が明確になってきた
「Forza Motorsport 2 特別連載」のときにもお伝えしているが(関連記事)、同社のソフトはXbox LIVEを介したオンライン対戦だけに留まらない、ネット連携機能が搭載されていることが多い。
当初、Xbox 360が発売された時期は、HD画質による美麗なグラフィックが「次世代機」の特徴であるとされてきたが、ここ最近発売された同社のゲームソフトを見ていると、「HD画質」、対戦型ゲームでの「オンライン対戦」は当たり前で、さらにその先のアクションとして「ネット連動」を次世代機の特徴として推し進めていることが分かる。
より深くゲームに関わりたいコアゲーマーには、これ以上ないサービスといえるネット連動機能だが、未経験の一般ゲーマーには伝わりにくいのもまた事実。ここをいかにアピールし、ファンを増やしていくかが日本のみならず、北米でのユーザー数の増加への課題であると思われる。
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