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玉ちゃん「松田龍平くんはまさしく殺し屋だ!」

【TGS2007 Vol.4】マイクロソフトブースで芸人と俳優が激突!!

2007年09月21日 01時54分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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 「東京ゲームショウ2007」の初日である20日、マイクロソフト(株)ブースでは、Xbox 360好きなお笑い芸人や俳優、ミュージシャンなどの芸能人を集め、今月27日に発売するFPSゲーム「Halo3」(ヘイロー3)で勝負をさせる“Halo 3 スペシャル ステージ”を開催した。

 司会には、同社のE3レポート動画にて、なぜか現地の「吉野家」を紹介したことにより、ネットユーザーから「吉野家」のあだ名で人気が高い巽 重夫(たつみ しげお)氏らが登場。「Haloを愛している」と言われている巽氏は、今週末からいよいよ「Halo3」のTVCFの放映が開始することなどを発表した。

巽氏

PRグループの巽 重夫氏



芸人、俳優ともにそうそうたるメンバーが集まった!


 お笑い芸人チームには、浅草キッド・水道橋博士さん、同・玉袋筋太郎さん、アメリカザリガニ・平井善之さん、ヨメザリ・平井有未さん、5番6番・樋口和之さん、同・猿橋英之さん、さくらんぼブービー・鍛冶輝光さんが登場。

芸人チーム

お笑い芸人チーム。右から浅草キッドの水道橋博士・玉袋筋太郎、アメリカザリガニの平井義之・平井有未、5番6番の樋口和之・猿橋英之、さくらんぼブービーの鍛冶輝光(敬称略)

 俳優・ミュージシャンチームには、Dragon Ash・桜井 誠さん、スチャダラパー・BOSE(ボーズ)さん、佐藤智幸さん、市川洋介さん、喜屋武(きゃん)ちあきさん、松田龍平さん、そして本来ならお笑い芸人チームなはずのサードメン・高橋卓也さんが登場した。

俳優・ミュージシャンチーム

俳優・ミュージシャンチーム。左からDragon Ashの桜井 誠、スチャダラパーのBOSE、松田龍平、佐藤智幸、サードメンの高橋卓也、市川洋介、喜屋武ちあき(敬称略)

平井有未

お笑い芸人チームの紅一点、元アイドルの平井有未さん。夫のアメザリ平井さん曰く「FPSは嫁のほうがうまい」

喜屋武ちあき

同じく俳優・ミュージシャンチームの紅一点、喜屋武ちあきさん

松田龍平

邦画やドラマ、CMなどでひっぱりだこの俳優・松田龍平さん。意外な戦闘力の高さをゲームでは見せ付けた

 ところで、お笑い芸人や俳優をただ集めたところで、イベントになるのか? と思っている読者もいることだろう。しかし彼らは違う。Xbox 360を持ち、日々オンライン対戦に勤しむヘビーゲーマーなのだ(一部例外あり)。

 例えば有名な話だが、5番6番の樋口さん。彼は(株)セガのアクションシューティング「クロムハウンズ」で、世界1位となったクラン(チーム)にも所属していたほどである。ちなみに浅草キッドの玉袋さん(玉ちゃん)は、自身のブログで同じく芸人の劇団ひとりさんと、「ロストプラネット」がいいか、「ギアーズオブウォー」がいいか、真剣に言い争いしていたことを明かしている。



芸人と俳優のガチバトルがついに火ぶたを切った!


 「Xbox LIVEではよく話すけど、実際に会うことが少ないので、ここはまさにオフ会みたいなもの」と話す一同だが、ここは真剣勝負。使用するゲームはもちろん「Halo3」で、ゲームモードは1つのフラッグをめぐって、両方のチームが1戦ごとに攻守交替をして2戦する「1フラッグCTF」が選ばれた。今回は、4人 vs. 4人の計8人での対戦が行なわれるが、ゲーム上では最大8人 vs. 8人の計16人までの対戦が可能だ。

 お笑い芸人チームからは、玉ちゃん、猿橋さん、アメザリ・平井夫妻の4人が、俳優チームからは、BOSEさん、喜屋武ちあきさん、市川さん、松田さんの4人がそれぞれ選ばれた。

 と、そこへなんとよゐこの濱口 優さんがスペシャルゲストとして登場! 「ビジネスデーなのに、なんにもビジネスをしにきていない」という濱口さんだが、ほかの芸人と同じく大のXbox 360好き。5番6番の猿橋さんとチェンジする形で1戦目の席へと座った。

濱口 優

一般人に紛れ込んでいたよゐこの濱口さんも乱入!

 フラッグを取りに行くというルールがイマイチ飲み込めていなかった芸人チームは最初、集合して操作の確認などを行なっていたが、次第にやることがわかってきたらしくフラッグへと向かうが、逆に松田さんが乗り込んだ戦闘機「バンシー」にメンバーがひかれまくり、各個撃破されてしまう。

デッド

しかし、優勢に見える俳優チームも時には横たわるときもある

 逆に俳優チームがフラッグを取りに行く場面では、またもや松田さんの活躍によりあっさりとフラッグを取られてしまう。

 ここで、Halo3で搭載された新機能として、録画機能が紹介された。この機能で行なわれる録画とは、自分の見た映像だけをリプレイできるという単純な機能ではなく、戦場すべての動きを記録し、それをメンバーで共有できるというものだ。

 対戦中の誰の視点からでも、第三者の視点からでも場面を切り取ることができ、より適切な動き方の研究や反省会などに使うことができる。今回のリプレイでは、プレイ開始後50秒ほど、濱口さんと平井さんがまったく動いていなかったことが思いっきりバレてしまっていた。

リプレイ

リプレイを食い入るように見る一同

バレた

なんと開始後50秒もその場から動かない濱口さんと平井さんの姿が思いっきり映し出された!



激しいサドンデス、口撃のあとに決着!


 俳優チームに先勝され、後がなくなってしまった芸人チームだが、ここで真打ちの樋口さんが登場。しかし、俳優チームも「今のチームは2軍、今度のチームが1軍ですよ」と語り、芸人チームからは水道橋博士さん、樋口さん、鍛冶さん、平井さんの4人、俳優チームからは、桜井さん、佐藤さん、高橋さん、そして芸人チームからヒットマンと言われた松田さんの4人が登場した。

俳優

1軍が登場した俳優・ミュージシャンチーム

芸人

一方、芸人チームは樋口さんが水道橋博士にヘッドセットの付け方を教えていた

 2回戦も激しいバトルが繰り広げられ、「これが1軍」と言った桜井さんもHaloは1と2の頃からプレイしているらしく、巧みな位置取りで遠くから芸人たちをスナイプしていく。1戦目は、フラッグを5秒以内につかめば、タイムアップ後もゲームが続く「サドンデス」へと突入! しかし、5秒後にはフラッグは防御側(俳優チーム)に戻り、攻撃側(芸人チーム)の失敗となってしまった。

集合

何はなくとも集合する芸人チーム一同

 2戦目は「ミュージシャンは、楽屋に出てくるケータリング(仕出し弁当)の豪華さが違うんだから、(ここくらいでは)芸人が負けるな!」と、玉ちゃんから激が飛ぶなか、残り時間わずかでサードメン・高橋さんがフラッグをつかみ、そのまま自陣へゴール!

 2本とも俳優・ミュージシャンチームが勝利した今回の勝負だが、非常に盛り上がった試合を前に玉ちゃんが「これは面白い! 野球中継を見ているよりも盛り上がる!」と気に入った様子。司会の巽氏も「みなさんオンラインでまた会いましょう!」と締め、イベントは終了した。

 イベント全体を通して、各人が仕事を忘れて本気で楽しんでいる場面もあり、有名人が非常に身近に感じられるイベントだったと言える。おのおのがXbox 360でオンラインに繋いで楽しんでいるということなので、もしかしたら、この間遊んだオンラインのメンバーがこの中にいたかもしれないよ!?

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