先日実刑判決が下された成年コミックのわいせつ指定、どうやら同人誌にもその余波が及んでいる様子だ。日本同人誌印刷業組合(そういうモノがあったのか!)のWebページによれば、18禁同人誌を印刷する場合は、必ず成人指定を明記すること、消しをしっかりすること、奥付(本の最後にある著者や連絡先)をつけることなどが、注意喚起されている。まあ、奥付は出版人としては、どんな本にも当然つけるべきだが……。
また同人誌の大手印刷所、ブロスのWebページなどでも、トップページで注意をうながしている。その昔、無修正同人誌の摘発では印刷所も共謀とみなされパクられたという事実もあるため、かなり慎重になっているようだ。
さて今宵のフィギュア漁は、久々に大量。さっそくパンツを見ていこうか……。
パンツが楽しめる
ねんどろいどの長門さん!
今日は、記事にしても悲しくなるだけのフィギュアから紹介しよう。ご存知シリーズ第2作の製作も決定した「涼宮ハルヒの憂鬱」から長門 有希さんである! 写真はコトブキヤラジオ会館店にサンプル展示されていたもの。
ねんどろいどといえば、癒しやヘタレ、ゆるゆる感を楽しむものだが、長門さんは長門さん。回りにいる人物を凹んだ気分にさせてくれるダウナー系美少女の仕上がりになっている。だが、顕微鏡で見ると口元の端が1度ほど上向きで、眉毛も通常時より5度下がり、目尻も10度ほど下がった、超ウルトラ・スーパー・マイクロ微笑を浮かべている。すまん、顕微鏡は持ち出さなくても、アップにしたら見えた……。
モチーフは、部室のパイプ椅子で読書をしている劇中のアノシーンだ。座りポーズ以外にも、立ちポーズ用脚パーツ、そしていつもの無表情顔パーツも付属されている。その他のオプションとしては、パイプ椅子に本、そしてメガネもある。
顔は人間の目で見ても、情報統合思念体の目で見ても、長門さんそのもの! 完成度の高さはご覧の通りである。そのかいあってというか、それゆえ発売開始40分で完売となってしまったと……。
さて気になるのは、他でもないパンツの色とデザインなのだが(って、そっちかよ!)、次のように座りポーズのパーツは、どう見てもパンツが椅子に密着し、覗き放題のさわり放題なのだがっ! 悲しきかなサンプルは、ショウケースという見えない、そして超えられない壁に阻まれており、いつものように猟奇的なポージングでの撮影はできなかった。
しかし! ASCII.jpのパンツ魂(と書いて“スピリット”と読む)は、そんなものを超えるのだ! 苦労の末撮影したのが、この1枚!
何? サッパリ見えないと!? そういうときは、
心の目で見るのだよ!
とはいえ、心の目は日ごろから妄想力を鍛えていないと、開眼しないもの。スイーツな読者のために、特別に拡大写真を掲載しよう。
なにっ! 僕のマシンはデスクトップが1792×1344ピクセルだから見えないだと! ならば拡大率400%の世界へ誘おう!
ASCII.jpは、新鮮な夢と希望とパンツをお届けします! この社風とモットーに倍率800%にしたのが、これである!
写真は、原子を並び替えて文字を書き、それを電子顕微鏡で撮影したかのような超ミクロの世界となっているが、パンツである!
白である! おまけにゴムがお尻に食い込んでいる様子が伺えるのである!
くぅ~~~っ!40分で売り切れた秘密は、この辺にあったのかっ! 恐るべし、ねんどろいど!
ということで、アキバ界隈ではほぼ売り切れになっており、いつもの情報を記載しても無駄かと思われるが、いにしえよりのしきたりなのでとりあえず……。
「涼宮ハルヒの憂鬱 ねんどろいど 長門有希」はグッドスマイルカンパニーより発売されており、コトブキヤラジオ会館店、同秋葉原店、ソフマップ秋葉原店アミューズメント館、アソビットキャラシティで瞬殺。再販、再入荷の予定は未定だそうだ。ダウナーキャラだけに最後まで我々マニアをも凹ませてくれたな……。