ファーストメディアショップ2号店の店頭横に自動販売機が設置された。この自販機、缶ジュースや缶コーヒーのほかにも、実に妙な缶製品を販売している。
俺コンハウスがあった十字路近くにあるファーストメディアショップ2号店。道路の向かいは「あきばんぐ2号店」だ
同店の横に液晶モニタ付きの最新自動販売機が導入された
自販機の下段を占めているのは、今月発売されたばかりの札幌らーめん缶だ。しかし、一番右の缶だけ10円安いし、デザインも違うようだ。よく見てみるとそれは……
ずらりと並ぶ「札幌らーめん缶」。しかし、一番右の缶だけ10円安いし、デザインも違うようだが……
よく見ると“筑前煮”と書かれている!!なんじゃこりゃ?
販売されていたのは富士見食品の「筑前煮」と「肉じゃが」。ええ、もちろん買ってきましたとも。中身は汁入りの惣菜。こんにゃくに串が刺さっているあたりが天狗缶詰製の「おでん缶」そっくりだ。
ふるさとの味わい“筑前煮”
懐かしい母の味“肉じゃが”
筑前煮缶の内容物は、たけのこ、里芋、こぼう、こんにゃく、鶏肉、れんこん、にんじん、乾し椎茸の8種類
肉じゃが缶の内容物は、じゃがいも、こんにゃく、、人参、玉葱、牛肉の5種類
豊富な種類の具が入っている筑前煮缶。ごぼうやれんこんなど、おでん缶とは違う具が入っているが、味はおでん缶と大差は無い
肉じゃが缶は、肝心のジャガイモが角切りなのが残念。食べやすさを重視した結果なのだろうが、できればゴロリとジャガイモが入っていてほしかった
以前のラーメン缶のこともあり、疑心暗鬼になりながら編集部で試食したところ、予想以上においしかった。すべての具にたっぷりと汁がしみ込んでおり、煮物として十分通用するレベルだ。特に「筑前煮」は具の種類も豊富で、(アスキー社内の自販機でも「ゲイツちゃんおでん缶」が販売されているため)「おでん缶」の味に飽きてきた編集部員にとって、これはまさに次世代の「おでん缶」ともいえる代物だ。
ちなみに、“聖地”チチブ電機では「札幌らーめん缶」が完売していた。どうしてもらーめん缶が食べたいなら上記の自販機にダッシュ!しかも暖かい缶がキミを待っているぞ!