ASCII Power Review 第154回
14インチで1.3kgのド真ん中ノートです
富士通「LIFEBOOK MH」実機レビュー = インテルとAMDが選べるモバイルPCを比べてみた!!
2021年12月08日 13時00分更新
富士通クライアントコンピューティングは、14型ノートPC「FMV LIFEBOOK MH」シリーズを12月上旬に発売した。本シリーズには、インテルCPUを搭載する「FMV LIFEBOOK MH75/F3」(実売価格16万5000円前後)、AMD CPUを搭載する「FMV LIFEBOOK MH55/F3」(実売価格13万2000円前後)の2製品がラインアップされており、予算に応じて最適なマシンを選択可能だ。
今回はインテル版、AMD版の2製品を試用できたので、ベンチマークで徹底比較も実施しよう。
ワンデザインでCPUとストレージの異なる2モデルをラインナップ
両機種のCPU、メモリー、ストレージの構成は下記の通り。
・「FMV LIFEBOOK MH75/F3」
(実売価格16万5000円前後)
Core i7-1165G7(4C8T、2.80~4.70GHz) / 8GB(DDR4-3200) / 512GB(PCIe SSD)
・「FMV LIFEBOOK MH55/F3」
(実売価格13万2000円前後)
Ryzen 5 5500U(6C12T、2.10~4.00GHz) / 8GB(DDR4-3200) / 256GB(PCIe SSD)
CPU、ストレージ以外のスペックはすべて共通。OSは「Windows 11 Home 64ビット」を採用。ディスプレーは14型フルHD液晶(1920×1080ドット、光沢)を搭載。ディスプレー上部には92万画素ウェブカメラが内蔵されている。
インターフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-C(USB Power Delivery非対応)×1、USB 3.2 Gen1 Type-A(左側面のみ電源オフUSB充電機能付き)×3、HDMI×1、SDメモリーカードスロット×1、3.5mmコンボジャック×1を用意。通信機能は、Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.1をサポートしている(Wi-Fiはインテル版が最大2.4Gbps、AMD版が最大1.2Gbps)。
本体サイズは323.8×216×19.9mm、重量は約1.3kg。51Whのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間はインテル版が約14.8時間、AMD版が約12.5時間と謳われている。
つまり、カタログスペック的にはCPUとストレージで差別化されており、ストレージ容量の少ないAMD版を下位モデルと位置づけられているようだ。
快適に入力できるキーボード、ディスプレーはLGとBOEで若干の差
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