先日引っ越しをした。これを機にスマートホーム化に挑戦してみようと思う。
照明を声で操作し、エアコンの切り忘れを防ぎたい
主にやりたいことは、
1.部屋の照明の操作を、音声で簡単にできるようにすること
2.エアコンの切り忘れを防ぐこと
の2つだ。
メインルームの照明は2つ。1つ目は天井のシーリングライト、2つ目はIKEAで購入したコンセントに繋げるテーブルランプである。シーリングライトは壁の物理スイッチのオン・オフだけ。テーブルランプも本体に付いた物理スイッチのオン・オフだけだ。
私は電気工事士の資格を持っていない(今年、取得しようと思っていたのに、新型コロナウイルス感染症の影響で、試験が中止になった涙)ので、壁の物理スイッチを操作するにはスイッチの内部をいじるのではなく、アプリや音声で制御させる無線ロボット「SwitchBot」を導入する方が手っ取り早そうだ。
SwitchBotは、小さな突起と糸が付いたデバイスだ。突起でスイッチを押し、糸でスイッチを引っ張り上げる仕組みである。スマートスピーカーと連携させれば、声でスイッチを操作することもできる。
テーブルランプには「SwitchBotプラグ」を採用した。コンセントとテーブルランプの間に挿入するだけで、簡単にコンセントに供給する電気を制御できる。私が持っている調光機能もないシンプルなテーブルランプにはもってこいというわけだ。
SwitchBotとSwitchBotプラグにはそれぞれゲートウェイとして、「SwitchBotハブミニ」が必要である。SwitchBotハブミニには家電のリモコンを登録でき、これを使えばエアコンをスマート化できる。
スマートスピーカーは「Eufy Genie」に決定!
家電を声で制御するためのスマートスピーカーは、友人のおさがりであるAnker (アンカー)の「Eufy Genie」を使うことにした。
スマートスピーカーが欲しいと思ったとき、まず「Amazon Echo」「Google Home」、アップルの「HomePod」の3つが候補として浮かんだ。Google HomeはGoogle カレンダーとの連携が良さそうだし、HomePodはApple Musicを使うのに便利そうだ。
しかし、Amazon Alexaのスキル(機能)のなかに、「カラオケJOYSOUND」というスキルを見つけてしまった……。当時、新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう外出自粛の影響で、カラオケ難民になっていた私にはこのスキルが圧倒的に魅力的に思えた。
ところが、Amazon Echoは私の部屋のインテリアカラーには似合わなかったので、Eufy Genieに決めた。Eufy Genieは私の部屋にあうのはもちろん、Amazon Alexaを採用しており、カラオケJOYSOUNDにも対応しているからだ。

この連載の記事
- 第266回 HTMLにPythonを記述できるPyScriptを使い、ポケモンの種族値をデータ化してみた
- 第265回 会社と大学院って両立できますか?
- 第264回 たった数秒で結果が表示される!英語のPDFファイルを日本語に翻訳するGUIツールを作ってみた
- 第263回 きゅんくんの2022年ベストバイ
- 第262回 「働きながら大学院生」ってどんな感じですか?
- 第261回 「病み期はどう乗り越えればいい?」20代の“メンヘラ2人組”が60代の地方議員に人生相談してみた
- 第260回 世界最大の重機展示会に行ってきた(完結編)
- 第259回 世界最大の重機展示会に行ってきた
- 第258回 社会人の「勉強」って何をすればいいんですか?
- 第257回 作業時間はたった約1時間!音声通話アプリをAgoraで作ってみた
- この連載の一覧へ