この連載は江渡浩一郎、落合陽一、きゅんくん、坂巻匡彦が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は江渡浩一郎が「つくばをスタートアップの聖地にするためのタウンミーティング」を振り返る。
1月22日、「つくばをスタートアップの聖地にするためのタウンミーティング」を開催した。まずは簡単にイベントをふりかえる。
概要:つくば発の産業創出を活性化させ、スタートアップの聖地とするためにはどうするべきなのか、駅周辺のオフィス・インフラ、ベンチャー育成・インキュベーションの拠点やソフト面での整備、産学官連携など多面的な観点から議論するイベント。
セッションA「つくば発のシーズと経営人材をどう結びつけるか?」
登壇者:中川 磨、佐々木 敦也、國土 晋吾、司会:五十嵐 浩也
セッションB「つくば市中心部にスタートアップ拠点を作ろう!」
登壇者:鎮西 清行、常間地 悟、東 博暢、司会:江渡 浩一郎
セッションC「小笠原治&五十嵐市長スペシャル対談」
登壇者:小笠原 治、五十嵐 立青、ディスカッサント:五十嵐 浩也、司会:くとの
本イベントはつくばにおける産業創出を活性化させ、スタートアップの聖地にするためにはどうしたらいいかを議論するためのものだった。まずセッションAでは、つくばに存在するシーズと経営人材をうまく結びつけるにはどうしたらいいかを議論した。セッションBでは、スタートアップを創出するための基盤としてインキュベーション施設について議論した。
セッションCは、本イベントのハイライトであり、DMM.make Akiba仕掛け人である小笠原氏と、昨年11月に市長に就任した五十嵐立青氏との対談である。本イベントの全体のまとめをする前に、なぜ私がこのようなイベントを企画したかについて説明したい。
私はつくばに引越しして約10年になる。

この連載の記事
- 第335回 100点を目指さない勇気。家庭と仕事、両立時代のキャリア戦略
- 第334回 心の病気になりかけている。でも、休むことが怖い…
- 第333回 AITuberが競馬予想「うちゅうじんは競馬がしたい!」
- 第332回 【悩み】部下が流産。自分には子がいる。どう気遣うべき…?
- 第331回 死産後、うれしかった言葉 しんどかった言葉
- 第330回 ボカロ曲を作ったら、わからないことだらけで面白かった
- 第329回 ChatGPTがくれた「亡き子からの手紙」 喪失から立ち直るきっかけに
- 第328回 子の命を止めるなら、せめて下から産みたい──命がけで貫いた私の出産選択
- 第327回 DTM勢、AIを使って曲を作る。走り出しの補助をしてくれるのがよかった
- 第326回 初めてゲーミングPCを買った ローカルAIぶん回すぞ〜
- この連載の一覧へ

























