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スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典 第23回

ノキア激動の歴史が幕開け「世界初のスマホとSymbianの誕生」

2016年12月25日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ゆうこば

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 長年に渡り携帯電話、スマートフォン市場で絶対的な存在感を誇っていたノキア。日本でもまだまだファンの数は多いでしょう。

 スマートフォン黎明期から市場をけん引し、Symbian OSを広めていったもののAndoridとiOSに敗れ、Windowsへと転身。マイクロソフトへの事業売却を経て、今は再出発を目指しています。

 激動の歴史を辿ったノキアのスマートフォンの歴史を振り返ります。

「ノキア」編・目次

第1回 ノキア激動の歴史が幕開け「世界初のスマホとSymbianの誕生」(本ページ)

・第2回 アップルなんて目じゃない黄金期「ノキアの顔」Nokia 6600の登場

・第3回 iPhone 3Gにより王者転落するノキア「幻のMeeGo」からWindows Phone開発へ

・第4回 Lumiaも奮わぬノキア「Nokia 6」で再びスマホ業界の覇権を握るか

世界初のスマホ「ノキア・コミュニケーター(Communcator)」の誕生

 ノキアがスマートフォンの開発を本格的に始めたのは2000年代に入ってから。しかし、それ以前にも「スマートな携帯電話」とも呼べる製品を販売していました。

 また、世界的に大ヒットしたノキアの携帯電話を活用する、他社の製品も存在したのです。ノキアのスマートフォンの歴史は、その製品から始まったと言ってもいいかもしれません。

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