エレコムは、母と子を支えるグループの取り組みを紹介するWebサイト「Mother and Child Support Initiative」を公開した。里親支援制度や地域の児童養護施設との連携、新生児蘇生トレーニングデバイス「Saving baby」による医療教育支援などを発信する内容だ。企業の社会課題解決の姿勢を、具体的な活動とともに可視化する試みという。
新サイトでは、社会全体で子どもを育てる取り組みと、母体と赤ちゃんの命を守る取り組みを軸に、エレコムグループの活動を整理して紹介する。里親認定研修の受講から養育開始後の支援までを含む里親支援制度のほか、神奈川県内の児童養護施設の子どもたちを研修施設「レクトーレ葉山 湘南国際村」に招く交流、国内外の医療現場を支える新生児蘇生法の教育支援などが並ぶ。
「Saving baby」は、スマートフォンやタブレットと組み合わせて使う新生児蘇生シミュレーション補助デバイスだ。実際の蘇生手技に近い訓練環境をつくり、医療者の技術向上を後押しする役割を担う。研修機会や医療教育環境が十分でない地域への支援にもつながる点が特徴だ。
また、同社は10月の「里親月間」に合わせ、10月16日に埼玉県さいたま市の埼玉県県民健康センターで開かれた里親制度普及啓発イベント「やさしさのリレー」に登壇した。取締役執行役員 医師の葉田甲太氏が「なぜ今、里親が必要なのか ~私たちができること・企業ができること~」をテーマに講演し、里親支援制度の背景や企業が果たせる役割を紹介した。Webサイトの公開とイベント登壇を通じ、家庭的養育を支える社会のあり方を広く伝える狙いだ。
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