DDR4はまだまだ現役! Socket AM4で狙うコストを抑えたゲーミングPC自作のススメ
提供: ASRock
機能面は負けるが10年続いた抜群の安心感
今最もコストを抑えて組めるDDR4メモリーが使えるうえ、Socket AM5版Ryzenに迫るゲーミングパフォーマンスを発揮するCPUもラインアップするSocket AM4プラットフォーム。解像度1920×1080ドットや2560×1440ドットでゲームを楽しめるゲーミングPCを組む、あるいは既存PCをグレードアップするのにおすすめと言える。
ただ、マイナス面もある。それがマザーボード(チップセット)の機能面だ。マザーボードは、2020年前後に発売されたモデルが多く、どうしても規格が当時の基準になってしまう。現行プラットフォームでは当たり前となっているPCI Express 5.0対応のビデオカード向けx16拡張スロットとM.2拡張スロットは、非搭載となっている。そのほかにも10Gbps USBポートや無線LAN、有線ネットワークなどのインターフェース関連も、ひと世代前になるモデルが多い。
このような機能面でのマイナス点はあるが、Socket AM4は、10年使い続けられているプラットフォームだけあって、その熟成度は完璧で、動作に不安要素は一切ない。そのうえ、コスト面も優秀で、マザーボードは1万円台前半から選べるようになっている。
Socket AM4プラットフォームは、このように良し悪しはあるが、コストを抑えながら、”ゲーミングPC自作を組みたい”、”既存PCをグレードアップしたい”という人に、強く推せるのだ。
最新設計のAM4マザーボードを投入するASRock
各社、Socket AM4マザーボードの生産、販売を継続中だが、ASRockは新設計となる「B550 Rock WiFi」と「B550M Pro-A」を2026年に投入している。USB Type-Cポートや高速ネットワーク規格のWi-Fi 6E、2.5ギガビットLANポートなど、できる範囲で最新インターフェースを採用している。それでいて価格は「B550 Rock WiFi」が1万6000円前後、エントリーの「B550M Pro-A」は、1万500円前後となっている。
ASRockはマザーボードだけでなく、価格と性能のバランス良好な最新ビデオカードのAMD Radeon RX 9000シリーズや、手ごろな価格帯となる電源ユニットの「PRO」シリーズをラインアップしている。
今回はエントリー向けMicroATXマザーボードの「B550M Pro-A」をベースに、ゲーミングPCのレシピを考えてみた。予算は既存環境からの流用も考え、CPU、マザーボード、メモリー、ビデオカードといった主幹パーツのみで15万円程度だ。Socket AM5プラットフォームとの価格差は大きく、マザーボードとメモリーだけでも、3万円弱になる。
| Socket AM4ベースのゲーミングPC | ||
|---|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 5700X」 (Socket AM4、8コア/16スレッド、 最大4.6GHz) |
3万4000円前後 |
| マザーボード | ASRock「B550M Pro-A」 (AMD B550、MicroATX) |
1万500円前後 |
| メモリー | DDR4-3200 16GB×2 32GB | 3万6000円前後 |
| ビデオカード | ASRock「Radeon RX 9060 XT Challenger 8GB OC」 (AMD Radeon RX 9060 XT 16GB DDR6) |
6万7000円前後 |
| 総額 | 14万7500円前後 | |
エントリーAM4マザー ASRock「B550M Pro-A」
価格を抑えた「B550M Pro-A」は、8フェーズの電源回路設計に、6層基板、アルミニウム電源回路ヒートシンク、8ピン 12V CPU電源コネクターを搭載と、安定動作に不安なしの設計となっている。
GPUクーラーが大型化し、重量が増しているビデオカードを支えるPCIe拡張スロットには、「強化スチールスロット(PCIe 4.0バージョン)」を採用しているのも、最新設計のマザーボードならではだ。
M.2拡張スロットは、主流のPCIe 4.0×4対応スロットのほかに、PCIe3.0×2動作となるスロットを備える。そのほかにも、ケースフロント向けのUSB3.2 Gen1 Type-Cヘッダーが搭載されているのもポイント。最近のPCケースは、フロントType-Cポートを装備しているので、AM4環境でこれを活かせるのはかなり好印象だ。
十分な機能を備えた「B550M Pro-A」だが、無線LANとBluetoothが搭載されていない点には注意したい。そのぶん価格が抑えられているわけだ。有線LANで十分、または最新無線LAN規格にWi-Fi 7を使いたい場合には、むしろ非搭載なのはプラスに働く。
無線LANは、USBや拡張カードで簡単に追加できるが、1世代前のWi-Fi 6Eで4000円前後~と追加コストが必要になる。最新規格の無線LANにこだわりがなければ、Wi-Fi 6Eを標準で搭載した「B550M Pro-A WiFi 6E」(Amazon専売)か、Wi-Fi 6Eと2.5ギガビットLANを備える「B550 Rock WiFi」を選んだほうがコスパは良くなる。
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