6月にリリースされたEpic Gamesのゲームエンジン「Unreal Engine 5.8(UE5)」で、AIを通じてアプリケーションの操作を可能にするMCP(モデル・コンテキスト・プロトコル)を実験的機能として使えるようになりました。なかなかとっつきにくく、まだ使用事例が多く出てきていないこともあり、どこまで使えるのか測りかねていました。OpenAIのアプリ環境「Codex」でGPT-5.6 Solを使って試したところ、イベントシーンの作成では、すでにかなり実用的に使えることがわかってきました。人間が操作すると手間も時間もかかる作業を、大幅に短縮できそうです。筆者が作成したデモ動画のメイキングを通じて紹介します。
1枚の画像がロボや戦車の3Dモデルに Hi3D v3.0を試す
筆者は、19日にアップデートされたAI 3Dモデリングサービス「Hi3D v3.0」のプロモーション動画を作る機会がありました。香港に運営拠点を持つMath Magicのサービスで、3DモデルAIの最新モデルです。この分野は、激しい競争が続いており、著しい性能向上が続いています。映像やゲームの3D制作にどれくらい活用できるのかを検証する題材だと考えました。
△筆者が作成したHi3D v3.0のプロモーション動画
Hi3D v3.0は前のv2.1よりかなり品質が向上しており、1枚絵のみで生成しても、見えない部分もうまく推定して3D生成をしてくれます。筆者が試した先行体験では1枚の画像入力のみだったのですが、サービス開始時には、前後左右のマルチビューにも対応し、より高い精度で出力してくれます。
以前、Blender MCPを利用してプリビズを作成し、それを動画AIと組み合わせることで、ロボットと戦車のバトル動画を制作していましたが、UE5のリアルタイムCGで作成したら雰囲気がどう変わるかを比較してみたいと考えていました(参考:AIがBlenderを勝手に操作 3D制作のハードルが一気に下がった)。
ロボットは、AI動画を作ったときと同じ画像データを使い、それ以外のものについては、Hi3Dを使って3Dモデルを作成し、持ち込むことにしました。
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