このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

新清士の「メタバース・プレゼンス」 第170回

「うわ、すげえ!」Unreal EngineをCodexに操作させたら制作の常識が変わった

2026年08月24日 07時00分更新

文● 新清士

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 6月にリリースされたEpic Gamesのゲームエンジン「Unreal Engine 5.8(UE5)」で、AIを通じてアプリケーションの操作を可能にするMCP(モデル・コンテキスト・プロトコル)を実験的機能として使えるようになりました。なかなかとっつきにくく、まだ使用事例が多く出てきていないこともあり、どこまで使えるのか測りかねていました。OpenAIのアプリ環境「Codex」でGPT-5.6 Solを使って試したところ、イベントシーンの作成では、すでにかなり実用的に使えることがわかってきました。人間が操作すると手間も時間もかかる作業を、大幅に短縮できそうです。筆者が作成したデモ動画のメイキングを通じて紹介します。

1枚の画像がロボや戦車の3Dモデルに Hi3D v3.0を試す

 筆者は、19日にアップデートされたAI 3Dモデリングサービス「Hi3D v3.0」のプロモーション動画を作る機会がありました。香港に運営拠点を持つMath Magicのサービスで、3DモデルAIの最新モデルです。この分野は、激しい競争が続いており、著しい性能向上が続いています。映像やゲームの3D制作にどれくらい活用できるのかを検証する題材だと考えました。

Hi3D v3.0で作成した3D。アルベドモードというアニメシェーディング風にして表示している。左側の画像が参照に使った画像

△筆者が作成したHi3D v3.0のプロモーション動画

 Hi3D v3.0は前のv2.1よりかなり品質が向上しており、1枚絵のみで生成しても、見えない部分もうまく推定して3D生成をしてくれます。筆者が試した先行体験では1枚の画像入力のみだったのですが、サービス開始時には、前後左右のマルチビューにも対応し、より高い精度で出力してくれます。

 以前、Blender MCPを利用してプリビズを作成し、それを動画AIと組み合わせることで、ロボットと戦車のバトル動画を制作していましたが、UE5のリアルタイムCGで作成したら雰囲気がどう変わるかを比較してみたいと考えていました(参考:AIがBlenderを勝手に操作 3D制作のハードルが一気に下がった)。

 ロボットは、AI動画を作ったときと同じ画像データを使い、それ以外のものについては、Hi3Dを使って3Dモデルを作成し、持ち込むことにしました。

Hi3D v3.0で生成したロボのAI 3Dモデル。左側の画像が参照に使った画像

Hi3D v3.0で生成した戦車モデル。左側の画像が参照に使った画像。元画像はGPT-Image2で作成

Hi3D v3.0で生成した廃墟のビル。左側の画像が参照に使った画像。元画像はGPT-Image2で作成

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
ピックアップ