最新パーツ性能チェック 第481回
Radeon RX 9050はわずか92Wの低消費電力でRDNA 4世代の先進技術を搭載、省エネと性能を両立した最新性能レビュー
2026年08月06日 10時00分更新
「Overwatch」
Overwatchは画質「エピック」、アップスケーラーはなし(レンダースケール100%)、フレームレート上限は600fpsに設定した。マップ「Eichenwalde」におけるBotマッチを観戦し、その際のフレームレートを計測した。
RX 9050はRX 9060 XT 8GBの約60〜65%あたりの性能であることが示されている。ここでもRX 7600のフレームレートがRX 9050よりも伸びており、古めのゲームであればCU数が絶対的に効くことが示されている。
次に画質を「高」設定にした時のフレームレートも検証してみよう。
RX 9050には画質エピック設定は重すぎた印象だが、高に下げることでフルHDであれば平均200fps以上が確保できる。ただ最低フレームレートが100fpsを切っているため、カクつき感を抑えたければもう1段画質を落とすのも良いだろう。
「Marvel Rivals」
Marvel Rivalsでは画質「最高」に設定。ゲーム内蔵ベンチマーク再生中のフレームレートを計測した。
RX 9050はRX 7600より下という上下関係は変わっていないが、Apex LegendsやOverwatchのように大差はついていない。フルHDではほぼ並ぶ点からも、レイトレーシングや新しいエンジン(UE5)を採用したゲームでは、RDNA 4のアドバンテージがCU数のハンデをかなり軽減していることがうかがい知れる。
ただ、フルHDでも平均フレームレートは60fps程度であるため、RX 9050には辛いゲームであると言える。では画質を1段落とし「高」にしたらどうだろうか?
全体傾向は変わらず。RX 9050のフレームレートもフルHDなら80fps弱、フレーム生成を追加すれば140fpsにまで上昇するが最低フレームレートが実用的なレベルにはない。RX 9050でプレイするなら思い切って「中」より下に設定すべきだ。
「Forza Horizon 6」
Forza Horizon 6では画質「Extreme+RT」に設定し、ゲーム内蔵ベンチマーク再生中のフレームレートを計測した。RTX 5050は今回テストした中で唯一6倍(6x)のマルチフレーム生成に対応しているGPUだが、素のフレームレートがさほど高くないため参考値として4倍(4x)時の結果を掲載している。AMD Fluid Motion FramesやSmooth Motionのようなドライバーベースのフレーム生成機能は前述の通り使用していない。
Apex LegendsやOverwatchの傾向とは完全に違っていることが明らかだが、特にRX 7600の落ち込みぶりが激しい(激しすぎる)。RX 9050はフルHDで緩くドライブするならなんとか楽しめる程度だが、WQHDになるとそれも厳しい。
また、この設定ではVRAM 8GBのGPUでVRAM残量警告が出現する。RTX 3060 12GBは唯一それが出ない点で有利なはずだが、フレームレートは今ひとつ伸びていない。VRAM搭載量は今のPCゲームの生命線だが、GPUアーキテクチャーが古いとそもそも性能も伸びないのだ。
続いては画質「ウルトラ」設定での結果を見てみよう。
レイトレーシングがなくてもRX 9050>RX 7600となるのは変わらず。新しいアーキテクチャーは新しいゲームで輝くという感じだろうか。RTX 3060 12GBがRTX 5050よりだいぶ後れた位置にあるのも同じ理屈だろう。
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