サッカーとテクノロジー〔FIFAワールドカップ2026〕 第9回
最初のルール制定から160年超、世界に広がるサッカーの歴史と変わらない魅力を追う
ワールドカップ・優勝トロフィーの数奇な運命 ―FIFAサッカーミュージアム訪問記
2026年07月06日 16時30分更新
「1つのボールと2つの石があれば始められる」サッカーの魅力
ミュージアム見学の最後には、天井からたくさんのサッカーボールがつるされた展示コーナーがある。よく見ると、ひもや布をぐるぐる巻きにしたもの、植物のつるを編み込んだものなど、どれもハンドメイドのようだ。
実は、これらのボールは世界各国で昔作られたサッカーボールなのだという。「サッカーは、世界で最もインクルーシブなスポーツ。高価な道具は必要ない。ボールがあり、2つの石をゴールポストに見立てれば、すぐに始められる」。それがサッカーが世界中に広がった理由だと、ガイドは説明した。
「ペレも13歳まで、リオデジャネイロの路上で靴下を丸めたボールで遊んでいた。そしてその3、4年後、彼はスウェーデンでワールドカップ優勝を祝っていた。これがサッカーの魅力だ」
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