COMPUTEX TAIPEI 2026レポート 第105回
インテルがCOMPUTEXの基調講演で明かした変革 次世代CPU・GPUから自律型AIソリューションまで一挙公開
2026年06月05日 19時40分更新
台湾・台北で開催しているCOMPUTEX 2026にて、インテルは基調講演を行ない、CEOであるLip-Bu Tan氏が登壇。就任から14ヵ月を迎えるTan氏は、同社をエンジニアリングを中心とした体制へと回帰させていると話すとともに、Intel 18Aプロセス技術の量産化を背景とした、クライアントPC、エッジ、データセンター向けの新製品や、推論に特化した自律型AI「Agentic AI(エージェンティックAI)」に向けたソリューション群を発表した。
「Intel Core Ultra Series 3」を出荷
クライアントコンピューティング部門を率いるAlex Katouzian氏は、Intel 18A技術を用いた製品群の生産規模拡大を報告。プレミアムモバイル向けの「Intel Core Ultra Series 3」はすでに出荷を開始し、300以上のデザインに採用されている。また、4月に発表されたメインストリーム向けの「Intel Core Series 3」も短期間で70以上のデザインを獲得しており、長時間のバッテリー駆動と充実した接続端子を備えていると説明している。
新GPU「Intel Arc G3」を発表
競合製品と比べて性能向上は40%以上
ハンドヘルドゲーミング市場向けには、新しいGPU「Intel Arc G3」を発表した。同製品は競合製品に対して同一性能での消費電力を半減し、同一電力では40%以上の性能向上を実現しており、1080p解像度で多数のAAAタイトルを120fps以上で実行可能であるという。また、エッジコンピューティング分野においても、130以上のCore Series 3搭載デザインが製造やロボティクスなどの市場に向けて進行していることを明かした。
AI機能の活用に関しては、Perplexity社のCEOであるAravind Srinivas氏が登壇し、ハイブリッドAI推論のデモンストレーションを行なった。ローカルのCore Ultra Series 3とクラウド上のAIモデルを併用し、機密データをローカルで処理しながら外部情報をクラウドで検索する手法により、プライバシー保護と処理効率の両立を実現している。
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