このページの本文へ

新清士の「メタバース・プレゼンス」 第154回

ChatGPTの画像生成AIが強すぎる AI画像が世界中に氾濫する時代へ

2026年04月27日 07時00分更新

文● 新清士

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

“円空仏風”は微妙だが、“パチンコ広告”は完璧

 一方で、限界を感じるケースにも出会いました。「円空仏」と呼ばれる江戸時代の僧が彫った仏像が残されていますが、その再現をGPTと議論しながら目指したところ、プロンプトだけではあまり良い結果を導き出せませんでした。

 円空仏は5000体以上存在しますが、その雑然とした彫りによる荒々しさが見るものに強力な印象を与えます。ところが、GPT Image 2.0はその雰囲気を再現できず、どこか平凡さを感じさせる木彫りのイメージに留まっています。

 もちろん、まだプロンプトを工夫して引き出せる可能性はあるのですが、GPT Image 2.0は仏像のイメージをたくさん持っているにしても、それは無限に深いわけではないということです。それでも、相当な幅を持っていると考えてもよいでしょう。

GPT Image 2.0が作成した想像の円空仏

 最後に、これまでの画像を素材として、アスキー美術館で開催される架空の国宝展のポスターを作成してみました。それをさらに、「アスキー・スパーク」で使った女の子や、明日来子さんのアニメ風キャラを使ってポップなポスターも作成してみました。ついでなので、悪乗りして、パチンコ屋チラシ風にもしてみました。この表現力の幅から、GPT Image 2.0の強さがあらためて伝わるのではと思います。

架空のアスキー美術館「国宝展」ポスター

架空のアスキー美術館「国宝を見に行こう!」キャンペーンポスター

「国宝を見に行こう!」キャンペーンポスターのパチンコ屋チラシ風

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
ピックアップ