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みやさとけいすけの工具探検隊 第128回

着た方が涼しいは本当か? ワークマン「XShelter」で40度の部屋に入ってみた

2026年04月28日 17時30分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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②インナーで効く接触冷感の「暑熱β」

 「暑熱β」はより伸縮性や冷感性にこだわった素材で、主にインナーで利用されるもの。シャツやインナーキャップ、グローブなどが用意されているので、暑熱αのアウターと組み合わせることで、より快適に過ごせるようになるというのが魅力です。

冷感を加えることで、より涼しさを感じやすく

③最新素材でさらに進化した「暑熱Ω」

 最新作となるのが「暑熱Ω」で、東レの新素材を採用しているのが特徴。今年はまだカジュアルラインがなく、プロ向けの作業着となっているとのことです。面白いのは、全てに暑熱Ω素材を使うのではなく、部位によっては暑熱α素材を併用することで、高い遮熱性、通気性、気化冷却、速乾性などを実現していること。これにより、暑熱αを超える暑熱軽減ウェアとなっているとのこと。

暑熱αほど薄さや軽さはないものの、重さも固さもなく、動きやすかった。プレミアムジャケットは価格4900円

 個人的にいいなと思ったのは、側面がガバッと開くこと。外から涼しい屋内に戻ってきたときなど、脱がないけれど内側の熱を逃がしたい、とかありますよね。そんなときに役立ってくれます。

脇近くまでガバッと開く側面。ウェアの下の空気を一気に入れ替えられます

●Ωの自動で通気する“ハイドロモーション”が面白い

 興味深かったのは、ハイドロモーションシステムと呼ばれる機能。これは、背面部分が水分に反応して丸みを帯び、衣服内に通気口を開いてくれるというものです。そう、背中に汗をかくと自然と肩甲骨付近の通気口が広がり、自動的に風を通しやすくなるというギミックになっているわけですね。

 ちょっと分かりにくいのですが、デモを動画で撮影したのがこちらです。

 こんなわずかな事で変わるのかと疑問に思うかもしれませんが、そもそも、機能性の服はこういった小さな効果の積み重ねることで、大きな効果を生み出しています。さらに、複数重なることで相乗効果が生まれることもあるだけに、結構変わりそうです。

 XShelter暑熱軽減シリーズは、基本的に自然の力に頼ったパッシブな機能。どちらかといえば、「涼しい」というよりも「暑く感じにくい」という方がピッタリなものです。

●不審者スタイル×ファンという新発想

 これに対し、より積極的に冷たいと感じるアクティブな冷却機能を備えたラインナップとしてあるのが、ファン付きウェア。2026年モデルは風量が大幅アップしたそうで、首元や袖口から風が抜けやすくなり、さらに快適に過ごせるようになりました。

 中でも注目しているのが、新製品となる「XShelter暑熱αコンバーチブルファンジャケット」(価格4900円/バッテリー別売)。その名の通り暑熱α素材を使ったもので、フードも装備。不審者スタイルのままファンが使えるというのもユニークです。

背中から空気を送り込み、服の内側に風を流して涼しくします

ファスナーを頭の上まで上げて使用することも可能

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