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日産「リーフ」
【長距離EV】新型リーフはガソリン車を凌駕する700km以上走れる瞬足マシン
2026年04月07日 17時00分更新
3代目となるリーフは、スタイリッシュなクーペSUVへと生まれ変わりました。全長4360×全幅1810×全高1550mmと、先代より全長が短くなり、見た目以上にコンパクトで扱いやすいサイズ感です。全高は機械式駐車場にも対応できる高さに抑えられているので、駐車場難民になりにくいのもポイントです。
また、荷室は390Lの容量があり、後席を立てた状態でもゴルフバッグが2個収納できる広さがあります。さらに、車内にはドライヤーも使える最大1500WのAC100V電源(コンセント)や、アウトドアや災害時に役立つ給電機能も標準装備されており、非常に実用性の高いクルマです。
リーフを購入する3つのメリット
ポイント(1)航続距離が最大702kmに! EV=長距離が苦手は過去の話
EVを購入する際、誰もが一番心配になるのが「1回の充電でどれくらい走れるのか」ということです。新型リーフの「B7 X」グレードは、満充電でなんと702kmという圧倒的な航続距離を実現しています(今回の試乗車「B7 G」は最長685km)。前モデルの最長450kmから大幅にアップしたのです。
搭載されているバッテリー容量は78kWhと特別大きいわけではないのですが、空気抵抗を極限まで減らしたスポーツカー並みの空力設計が大きな役割を果たしています。さらに、バッテリーの温度管理(熱マネジメント)技術を進化させたことで、これほど長い距離を走れるようになったのです。
また、ナビでは「このルートならこの充電器に立ち寄ったほうがいい」というアドバイスもしてくれるので、長距離ドライブの途中で何度も充電スポットを探すストレスから解放されるのは航続距離と合わせて大きな魅力です。
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ポイント(2)最近追加されたB5グレードはバッテリーは小さいが安い
「そこまで長距離は走らないから、もっと手頃な価格のモデルが欲しい」という人にぴったりなのが「B5」グレードです。こちらはバッテリー容量を55kWhと少し小型化することで、お求めやすい価格設定になっています。
最もリーズナブルな「B5 S」グレードは438万9000円で、最上位グレードに比べるとかなり手が届きやすくなっています。バッテリーが小さくなったとはいえ、1回の充電で521kmも走れるため、普段のお買い物やちょっとしたお出かけなど、日常使いには十分すぎる性能を持っています(B5 XとB5 Gは469km)。
内外装のデザインに差はほぼないため、長距離移動をしない、コストパフォーマンスを重視する方に最適です。
ポイント(3)補助金129万円と、自治体によってさらに増額
EVはガソリン車より車両価格が少し高く感じるかもしれませんが、オトクに購入できる制度が用意されています。新型リーフの場合、国からの補助金として全グレード一律で129万円が支給されます。
さらに、自治体による独自の補助金が追加されるケースもあり、たとえば東京都の場合、再エネ電力を導入することで75万円(導入しない場合は60万円)の補助金が受けられます。つまり、東京都にお住まいの方なら国と合わせて合計200万円以上の補助を受けられる可能性があります。加えて、エコカー減税で重量税3万円と自動車税1万8500円が引かれます。
リーフ最安値のB5 Sの場合、車両本体価格が438万9000円です。そこから補助金(129万円+75万円(東京都)+4万8500円=208万8500円)を引けば230万500円で買える計算になります。
ちなみに、2027年1月からは国の補助金が100万円に減額されるようなので、買うなら今年中に!
購入時に注意するべきポイント
ポイント(1)急速充電規格がCHAdeMOのみ
新型リーフの急速充電規格は、日本標準の「CHAdeMO(チャデモ)」のみの対応となります。北米モデルでは「NACS(North American Charging Standard)」という規格に対応し、テスラのスーパーチャージャーも使えるなど、充電器の選択肢が多いだけに残念です。
しかし、最近ではCHAdeMO対応の急速充電器が高速道路のサービスエリアや道の駅、商業施設などに設置され、さらに今回の3代目から150kWの充電に対応したので、困ることはないでしょう。
もちろん日本中に数ある日産ディーラーでも充電できますし、ほかの自動車メーカーのディーラーでも急速充電が使えます(筆者はメルセデス・ベンツのディーラーで充電しました)。
ポイント(2)プロパイロット 2.0がメーカーオプション
高速道路などでの高度な運転支援機能である「プロパイロット 2.0」ですが、新型リーフでは標準装備ではなくメーカーオプション扱いとなっているので、この機能を付けたい場合は別途費用がかかる点には注意が必要です。
たとえばB7とB5の最上位グレードのGの場合、メーカーオプション価格は40万9200円、Xグレードの場合は51万5900円です。さらにいずれも、Nissan Connectの利用料が年間2万8580円かかります。最安値のB5 Sにはオプションのプロパイロット 2.0が用意されていません。また、プロパイロット 2.0を装着すると航続距離が少し短くなるというデメリットもあります。
ですが、今回プロパイロット 2.0装着車に乗ってみて、これはなんとしてでも付けた方がいいと感じました。前車に追従するクルーズコントロールはゼロ停止ゼロ発進するので、渋滞でもラクチン。手放し運転でも自動的に減速してカーブを曲がってくれますし、急な割り込みでもしっかりブレーキをかけてくれます。運転の疲労が激減するだけでなく、その安全性も考えれば、特に運転に慣れていない人には必須の機能と言えるでしょう。
もちろん過信はいけませんが、運転時の不安をかなり解消してくれます。一度味わってしまうと、その便利さに抜け出せなくなります。40~50万というオプション価格は決して安くはありませんが、購入時にしか発注できないメーカーオプションなので慎重に決めましょう。
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