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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第217回

市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 1月10日~1月16日

“幻滅期”のAI、それでも支出額は大きな伸び/レガシーIT最大の課題は「データ連携」/「AI格差」の実態調査、ほか

2026年01月19日 08時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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[CDP][マーケティング] 顧客データ統合基盤のCDP、データクリーンルームやAIとの連携で今後も高成長を予測(アイ・ティ・アール、1月15日)
・国内CDP市場、デジタルマーケティング効率化に向け注目
・2024年度の売上額は13.4%増、2025年度は17.3%増の予想
・顧客データ統合管理/分析ニーズの高まりから、2029年度まで高成長を予測

 デジタルマーケティング施策の効率化が重要課題となるなかで、注目を集める国内CDP(顧客データ統合基盤)市場の推移。2024年度のCDP市場は、前年度比13.4%増の売上額146億円だった。さらに、2025年度は17.3%増と成長加速を見込んでおり、2024~2029年度の年平均成長率(CAGR)は17.0%と高成長が予測されている。

 ⇒ CDP市場においてもAIがトレンドを牽引しています。デジタル化された顧客接点で収集した大量の顧客データを機械学習によってセグメントするなど、AIエンジンを搭載したCDPも登場しているとのこと。

国内CDP市場規模の推移および予測(出典:ITR)

[生成AI] 生成AIの「利用格差」が生まれる理由、年齢やデジタルリテラシーだけではない(千葉大学、1月13日)
・インターネット利用者(成人)の生成AI利用者は21.3%
・利用率が高いのは「若い世代」「男性」「新しいものを受け入れやすい性格」「高学歴」など ・利用しない理由「必要性感じない」(39.9%)「使い方不明」(18.5%)など

 全国のインターネット利用者1.3万人を対象に実施した、生成AIの利用実態調査より。生成AIを利用する人は、回答者全体のおよそ5人に1人(21.3%)。「年齢」や「デジタルリテラシー」だけでなく、「性別」「性格」「学歴」「職種」「居住地域」「人とのつながり」といった要因によっても、利用する/しないの「利用格差」が見られた。たとえば、社会的地位要因では「高学歴」(大卒者で約1.4倍、院修了者では約1.7倍)、学生(約1.9倍)や専門職(約1.6倍)、都市部居住者(約1.3倍)で生成AIの利用率が高かったという。

 ⇒ 生成AIを利用しない理由は、単なる「関心の欠如」にとどまらず、年齢や教育、デジタル環境に根ざした構造的な格差の表れであることが明らかになった、としています。

調査結果から分析された「日本のAI格差」の構造(出典:千葉大学)

生成AIを利用しない理由、全体では「必要性を感じない」が最多(出典:千葉大学)

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  • 角川アスキー総合研究所