このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

世界最大テックイベント「CES 2026」現地レポート 第36回

CES 2026・Las Vegas Convention Center展示より

“人型ロボット”が人間と一緒に働く日は、もうそれほど遠くないのかも。

2026年01月12日 08時00分更新

文● 貝塚/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

現代自動車グループ(ヒョンデ)は、CES 2026でヒューマノイドロボット「Atlas」を発表

現代自動車グループ、CESでヒューマノイドロボット「Atlas」を発表

 現代自動車グループ(ヒョンデ)はCES 2026で、産業向け汎用ヒューマノイド「Atlas」を産業向けに導入する計画を発表しました。

 Atlasは、現代自動車グループのボストン・ダイナミクスが開発した産業向け汎用ヒューマノイドで、人間サイズの手や回転関節を備え、複雑な作業環境でも自律的に作業できる特徴を持ちます。現代自動車グループは今後Atlasを量産し、2028年から段階的に工場での部品供給作業に、2030年には組立工程への導入を目指すということです。

会場のヒューマノイドの数に圧倒された

 Atlasのニュースを見て、私はまずこう思いました。

 「ああ、ついに人型ロボット、ヒューマノイドが産業の現場で活用される時代が来るのだな。そしてAtlasは、その先駆けになるのだな」と。

 話題のヒューマノイドをひと目、見に行こう。そう思って訪れたラスベガス・コンベンションセンターには、驚きの光景が待ち受けていました。

あれ、こんなタイプもあるんだ

 何が驚きだったかというと、現代自動車グループに限らず、複数の企業が複数のヒューマノイドを展示していたことです。どのロボットも滑らかに踊り、飛び跳ね、歩き、ときに来場者と握手を交わすなど、多彩な動きを披露しています。

 昨年までのCESでも、ヒューマノイドを見かけることはありました。ただし“これほど多くの企業が、これほどの完成度のヒューマノイドを、大量に”展示しているということはなかった印象です。

電源が入っていない状態では、吊り下げて展示するスタイルが多かった

 これまでなら、こうした完成度の高いヒューマノイドを展示しているブースには来場者が群がり「人の隙間から遠くの展示物をようやく覗き見る」ような格好になりがちです。

 ところがヒューマノイドの展示数が多かった今回は、来場者は自然と分散。そのため、非常に高度な動きを持つヒューマノイドたちを、間近で見ることができました。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    訓練だとわかっていても「緊張で脇汗をかいた」 LINEヤフー、初のランサムウェア訓練からの学び

  2. 2位

    ITトピック

    若手が言わない“本音の退職理由”上位は/「データ停止は景気後退よりも企業の脅威」6割/クライアントに告げずAI活用するフリーランス、ほか

  3. 3位

    ビジネス・開発

    最悪のシナリオは「フィジカルAI」による基幹産業の衰退 日本の勝ち筋は、“同期技術”と“ドメイン知識”

  4. 4位

    Team Leaders

    ファイル名が命名規則に合っているかの自動チェック、Power Automateのフローで実現しよう

  5. 5位

    TECH

    糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

  6. 6位

    データセンター

    液冷技術の最先端が集うイノベーションラボ「DRIL」、印西のデータセンターに現わる

  7. 7位

    ビジネス

    廃校がAIの心臓部に!? 地方の遊休施設を「AIデータセンター」に生まれ変わらせるハイレゾの挑戦がアツいぞ

  8. 8位

    TECH

    “GPUなし”ノートPCで動くLLMで、ローカルAIエージェントを自作する

  9. 9位

    Team Leaders

    バックオフィス業務もAIに“丸投げ” マネーフォワードが「Cowork」機能を2026年7月に投入へ

  10. 10位

    TECH

    合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

集計期間:
2026年04月09日~2026年04月15日
  • 角川アスキー総合研究所