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PLAUD「Plaud Note Pro」
「Plaud Note Pro」がすごい! ボタン一つで会議や通話を全記録&全テキスト化
2025年12月03日 07時00分更新
PLAUD NOTE Proは、ワンタッチで開始できるだけでなく、スマホの通話なのか、リアルな会議なのかを自動で認識して録音してくれます。しかも録音データはクラウド経由でAIが自動で文字起こし・要約まで完結という、人の手間を最小限にしてくれる存在です。
「ちょっとした打ち合わせの記録」や「思いついたアイデアのメモ」を残したいときに、スマホのボイスメモでも十分……そう思っていた人も、PLAUD NOTE Proを使うと戻れなくなるかも。トレンド感と実用性を兼ね備えた“次世代のボイスレコーダー”。今、話題になるのも納得の1台です。
PLAUD NOTE Proを購入する3つのメリット
ポイント(1)ボタン1つで何を録るかを自動で判断
PLAUD NOTE Proを使ってみて感心するのが、“考えなくていい”ところ。スマホに装着したまま通話を始めると、自動で通話録音モードに。対面の会話を録り始めれば、会議モードに切り替わります。ユーザーが操作するのは、ただボタンを押すだけです。
録音のたびにアプリを開いたり設定をいじったりする必要がないので、とにかくストレスが少ない。「あっ、今録っておけばよかった!」という後悔が激減します。録音データはスマホとすぐ同期されるので整理や再生もスムーズ。
個人的には、この「録音したいときにワンタップで確実に始まる」安心感が一番のポイントだと思いました。取材中や会議中にあれこれ操作するのは地味に面倒ですが、PLAUD NOTE Proならその手間がほぼゼロ。自然に使い続けられる理由がよくわかります。
YouTubeでPLAUD「Plaud Note Pro」のレビュー動画を見る
ポイント(2)クラウド連携、AIが文字起こし&要約まで自動で実行
PLAUD NOTE Proは、ただ録音するだけの機器ではありません。最大の特徴は、録音したデータをクラウド上でAIが文字起こししてくれる点です。精度の高い音声認識エンジンが搭載されており、参加者が複数いても自動で話者を分けてテキスト化。さらにAIが会話内容を理解し、要約まで生成してくれます。
この機能、日常的に会議の議事録作りに時間を要している人には便利すぎると感じるはず。録音を再生してメモを取る、あの地味で時間のかかる作業がほぼ不要になります。スマホやPCからすぐに確認・共有できるので、作業スピードも一気にアップ。本当に革新的です。
また、クラウド連携型なので、データが自動で保存されるのも安心。本体を紛失しても録音はクラウドに残っているため、情報漏洩リスクを抑えながら利便性を高める設計になっています。AIが自然な文でまとめてくれる“自動要約機能”も、情報整理が苦手な人にはうれしいポイントです。
ポイント(3)厚さ3mmは変わらず、内部は大幅アップデート
PLAUD NOTE Proは標準モデルの「PLAUD NOTE」と同じ、厚さわずか3mm。胸ポケットに滑り込ませられるこの薄さは、名刺ケースと同じ感覚です。筐体上部には新たにディスプレーが搭載されているので、バッテリー残量を一目で確認できるのが実はうれしい進化点。
それ以上にアップデートしたのは内部的なスペックです。まずマイクは4基に増強され、集音距離が3mから5mにアップ。これまで広い会議室で届きにくかった「ちょっと離れた場所にいる人の発言」もしっかり拾ってくれます。
さらに、バッテリー駆動時間も伸びており、連続録音は従来の30時間から最大50時間に。単純に1日8時間としても(そんなに会議をするかという感じですが)、1週間使えるのは心強いです。
購入時に注意するべき側面
ポイント(1)高性能ゆえに価格とランニングコストはやや高めの印象
PLAUD NOTE Proは3万円を超える価格帯で、一般的なICレコーダーと比べると正直高価です。さらに、クラウドAIの文字起こし機能は無料のスタータープランは月300分で、それ以上は追加分を購入するか、有料プランへの変更が必要です。日常的に長時間の会議やインタビューを録音する人にとっては、このコストが積み重なってきます。
サブスクは年単位の請求なので、しばらくは無料プランで使って、必要となったら有料プランに切り替えるといいでしょう。
ポイント(2)スマホでも十分!? 「必要性の線引き」
最近のスマホはAI性能の向上により、ボイスレコーダーに文字起こしや要約機能が搭載されている製品が増えています。となると、「本当に専用機が必要なのか?」という疑問も出てきます。
PLAUD NOTE Proは“録音+AI解析+データ管理”がワンセットなので、会議録・取材・講義記録と日常的に用いる層であれば投資する価値は高いですが、そこまでという人にはややオーバースペックに感じるかもしれません。まずは自分の利用シーンを確認してからになるでしょう。
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