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このパソコン27万円だけど安い!RTX5060にCore Ultra 255HXで有機ELディスプレー搭載の「Legion 7i」
2025年07月28日 17時00分更新
Lenovo Legion 7i Gen 10は、ゲーマーだけでなく、動画編集や写真を加工するクリエイターやデザイナーにもお勧めできるハイスペックなパソコンです。ここからは本製品の3つのメリットと注意すべきポイントを見ていきましょう。
Lenovo Legion 7i Gen 10を使う3つのメリット
ポイント(1) 1台あれば全部が揃うゲーミングPCなのにリーズナブル、高画質OLEDパネル付き
Lenovo Legion 7i Gen 10は、インテルCore Ultra 9 255HX、GeForce RTX 5060 Laptop、50シリーズではミドルクラスながらDLSS 4やレイトレーシングにも対応しており、最新ゲームでも快適です。32GBメモリー&1TB SSDという鉄板構成も頼もしいところ。
さらに特筆すべきは、ディスプレーが有機EL(OLED)である点です。WQXGA(2560×1600)解像度で、HDRもばっちり。映像クリエイターや写真編集ユーザーにとって、この画質の美しさはかなりの魅力でしょう。sRGBは100%カバー、VESA DisplayHDR True Black 500認証もあり、黒の沈み込みとコントラストが段違いです。27万円台という価格が割安に感じるほど、ハイスペックな構成です。
正直、OLED搭載ノートPCって価格帯が一段上がりがちなんですが、Lenovo Legion 7i Gen 10は価格を抑えてこのスペックを実現しています。ゲームも映像も作業も全部快適にこなせてこの価格。これは「コスパ良すぎでしょ」と言いたくなる完成度です。
ポイント(2) 薄型ボディと静音冷却、デスクトップ代替にもなる設計が秀逸
Legion 7i Gen10の魅力は、性能だけにとどまりません。ゲーミングPC=ゴツくて重い、というイメージをいい意味で裏切ってくれるスマートな筐体デザインもポイントです。
厚さは最厚部約15.9mm、重量は約2kgと、16インチのハイスペックモデルとしては薄型で持ち運びも可能な製品です。薄型だと心配になる冷却性能ですが、底面と背面に大きな吸排気口があります。
内部にはレノボ独自の冷却機構「Coldfront Hyperテクノロジー」が搭載されています。静音性にも配慮され、アイドル時はほぼ無音、ゲーム中でも耳障りなノイズは控えめです。
また、端子類の配置にも注目です。USB Type-CやType-Aは左右にあるほか、HDMIと電源ポートは背面に配置。デスクトップライクな使い方をするときにもケーブルがじゃまにならず、非常にスマート。ノートPCながら据え置き的な快適さも実現していて、「これ1台で完結させたい」という人にこそおすすめしたい設計です。
ポイント(3) ゲーマー向けソフトやサポートが手厚く、操作も快適
Legion 7i Gen 10には、Lenovo独自のゲーマー向け統合ソフトウェア「Legion Space」が搭載されています。標準でついてくるソフトですが、侮れないほど便利に仕上がっています。
Legion Spaceでは「Steam」や「Epic Games Store」といった複数のゲームプラットフォームを一元管理できるランチャー機能に加え、ゲームごとの起動設定やパフォーマンスモードを切り替えることが可能。ゲームプレイ中にツールをいちいち切り替える必要がなく、すべてこのソフト内で完結できるのが魅力です。
また、冷却ファンの動作モードや、GPU切り替え(MUXスイッチ)の設定、有機ELパネル向けの焼き付き防止機能などもここから操作可能。さらに、キーボードのRGBライティングのカスタマイズも簡単に行え、自分好みにPCの雰囲気を整えることができます。
こうした一括管理機能は、「ちょっと設定を変えたい」「ゲームに合わせてPCを調整したい」といった場面で非常に役立ちます。見た目も分かりやすく、操作も直感的。ハードの性能をしっかり引き出すための“頭脳”ともいえる存在です。
購入時に注意したい側面
ポート類は充実 USB PD対応だが“フルパワー”には非対応
Legion 7i Gen 10はポート構成が非常に充実しており、USB-AやUSB-C、HDMI、LANポートまで揃っています。外部モニターや、配信などで周辺機器を多数使いたい人にも嬉しい設計です。
USB Type-CはUSB PD(Power Delivery)による給電に対応しており、状況に応じて電源アダプターを使い分けることもできます。
1点注意しておきたいのは、USB PDは最大100W給電であるという点。本機の標準ACアダプターは245W仕様のため、USB-C給電だけではパフォーマンスが制限される可能性があります。
逆にUSB PDは純正の充電器を持たずに外出先で使うなど、「ちょっとした作業をこなす」「移動中に軽く使う」といったライトな運用に向いているものと言えます。自宅のデスクなどでしっかり性能を引き出したい場合は、純正のACアダプターを使うほうがいいでしょう。
ホワイトモデルはかっこいいが汚れも気になってくる
Legion 7i Gen 10の特徴のひとつが、PCとしてはめずらしいホワイト系の筐体デザインです。薄型の筐体と相まって、クールで洗練された印象があり、デスクの上でも映える美しさがあります。
ただ、白系のボディは皮脂や手の汚れ、バッグとのこすれによる色移りなどが目立ちやすい面があり、少し気になります。特に手首が当たるパームレスト部分や、天板にステッカーや汚れが残ると、他の色以上に「くすみ」が分かりやすく感じられることがあります。
もちろん防汚性などに配慮した素材を使用しているのでしょうが、美しさを保つためには、汚れをしっかりと拭き取る習慣を持ったりこまめに手入れしたりすることが必要になりそうです。

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