シチズン時計は6月11日、腕時計ブランド「CAMPANOLA(カンパノラ)」のブランド誕生25周年を記念する限定モデルとして、コスモサインから「星座盤モデル」と「月齢盤モデル」の2製品を発表した。いずれも限定250本で、7月10日に発売を予定している。
腕元に広がる星空と、月の満ち欠けを愉しむ特別なカラー
カンパノラは、時刻を知るツールという腕時計の役割を超え、「宙空(ちゅうくう)の美」をデザインコンセプトに掲げるブランドだ。今回の25周年記念限定モデルは、月が照らし出すことで様々に色づく夜空を共通のテーマとし、宙が織りなす美しさに想いを馳せる特別なカラーリングを施している。
「星座盤モデル」(AO4010-51M)は、北緯35度で見える恒星と星雲・星団を細部にいたるまで精密にレイアウト。時刻にあわせて時計とは逆まわりに回転し、リアルタイムの星座を正確に表現するモデルだ。4.8等星以上の恒星1027個、星雲や星団166個を精密な印刷技術で文字盤上に再現しており、まるでプラネタリウムを腕に乗せているかのようなロマンを掻き立てる。デザインは、紫がかったロイヤルブルーの見返しリングに、針やインデックスのゴールドが映える華やかな仕様だ。価格は41万8000円。
一方の「月齢盤モデル」(AA7804-10F)は、月の満ち欠けや月齢、太陽と月の位置関係までを文字盤上で表現する。ケースにはシチズン独自の表面硬化技術「デュラテクトDLC」を施し、美しいブラックと優れた耐摩耗性を両立させた。ウォームグレーの月齢盤に、ロイヤルブルーとゴールドがシックなアクセントとなり、大人の腕元を飾るにふさわしいモデルに仕上がっている。価格は39万6000円。
両モデルとも、ケース径は45.0mmで、光の反射を99%抑制する「クラリティ・コーティング」を施したデュアル球面サファイアガラスを採用。文字盤の美しい世界観をクリアにたのしむことができる。
